【MeMeOn インタビュー】 SIRUP 初台湾公演 公には言ってないことを…?

【MeMeOn インタビュー】 SIRUP 初台湾公演 公には言ってないことを…?

日本で人気上昇中のシンガーソングライター、 SIRUP が12月8日に台北THE WALLにて初海外公演を開催。ゲストに台湾出身のR&Bシンガー、Karenciciが参加。演出前、Karenciciとの共演、そしてSIRUPの音楽について、いろいろお話をいただいた。

中文版

ーまず、今回は初めて台湾に演出するということで、お気持ちはいかがでしょうか。

初めてなんて、どういうお客さんが待ってるのかがすごい楽しみにしています。

ー今回共演するKarenciciさんに対するイメージを教えてください。

共演する時に教えてもらって、初めて知ったんですけど、すごい聞いてます。USのサウンドだったりとか、世界的なサウンドを基盤に張って、かなり自分のスタイルにしてて、かっこいいなという印象です。

ーKarencici以外、気になる台湾のアーティストさんがいますか。

Julia Wu さんを聞いてましたね。去年apple musicで見つけました。

ーいまはやっぱりストリーミング をメインに音楽を聞いてますか。

そうですね。かなりメインに聞いてます。


KYOtaro→SIRUP 濃厚な2年間

ーKYOtaroからSIRUPに名義を変えて活動を開始して約2年間経ちました。振り替えてみると、どんな2年間でしょうか。

いままで、KYOtaroの時には体験したことないものを2年でギュと体験したと、あとはKYOtaroの時は想像しなかったことを体験できたとして、自分にとってもすごい濃厚な2年でした。

ーこの2年間でいろいろな方とコラボレーションしてきて、一番印象に残ってるフィーチャリングは何でしょうか。

みんな自然に出会ってお互いにいいなって思うので、一緒に曲を作った人ばかりなんですけど、その中で言語的にやっぱりYonYonっていう韓国の女の子と作ったのは、英語と日本語と韓国語が扉を曲を作ってるのがけっこう面白くて、showmoreっていう2人組のバンドと一緒にやった曲は自分が歌ってるR&BとそういうPOPSとJAZZの入ったものをしっかり融合したものを作れたっていうので、体感的にはすごいフレッシュ。この2曲は面白いものができたっていうイメージです。

ー今後、コラボレーションしたことがまだないんですが、一緒にやってみたいアーティスト・デザイナーとかはいますか。

プロデューサー的にはBrasstracksっていうニューヨークのデュオ、チャンス・ザ・ラッパーの<No Problem>って言う曲をプロデュースした。彼らの音楽すごく好きで、僕は一緒にやりたいなと思ってる。あんまり日本以外の人とやってないんで日本にいると、今回は台湾でKarenciciと一緒にやってみたいし、繋がって仲良くなって人とはほとんとやっていきたいと思ってます。


ーところで、<Do Well>という曲がHonda「VEZEL TOURING」のCMソングに起用されました。ドライブにぴったりの1曲だと思いますが、逆にSIRUPさん自分自身運転する時、それども移動中、どんな音楽を聞いてますか。

運転はあんまり最近しないんですけど、昔してた時、あんまりこういう音楽聞こうって、あんまりないかもしれないです。運転中とか、移動中、音楽を聞きたいという気持ちがありますが、色々聞きます。だからあんまり運転中こういう音楽聞こうみたいなのはないかもしれないんです。ゆっくりしたのも聞きますし、昔車乗ってた時にはNEO SOULをめちゃくちゃ聞いてました。どっちにしても、Rhythm & Bluesですね。

ーいまは欧米のほうの音楽を聞いてますか。

欧米のほうが多いですね。アメリカか、UKかっていうのが一番多いんです。

ー最近おすすめの音楽はありますか。

UMIっていう女のシンガー。すごく癒されるんですけど、最近お仕事いっぱい依頼されていて、バタバタ出してるんで、普段聞く音楽が優しい音楽になってるっていうか。UMIちゃんはアメリカのアーティストなんですけど、日本語で歌う曲もあるんですよ。<好きだから>っていう曲があって、「僕は君のことが好きだからね 〜」途中で英語になったりして、まさに自分と似たようなことしてる。おすすめです!



歌詞について、公に言ってないのは?!


ーSIRUPの歌は日本語なのに、英語のアクセントにも聞こえると気がしますが…

公には全然言ってないんですけど、自分の心の中で日本語の意味にもなるし、、例えば「正味」って言う単語が、僕が大阪出身なんですけど、自分の地元では「正味」っていうのが「本当の話」、「実際の話」って言う意味があって、そういうのと書けたりして、遊んだりするんで、その逆もあるんです。それが英語だけど、日本語にする、日本語だけど、英語に聞こえるようにっていうのを何箇所、毎回やってます。でも今初めて言いました、この具体的なヤツは。

ーじゃ、歌詞を考える時は、例えばこの言葉、日本語を英語に変わってもいいっていう感じですか。

そういうのもありますね。作ってますね。けっこうそれで。

ーその英語と日本語のバランスはどうやってとりますか。

自分は日本語で作るんで、英語にすることによって、なぜそこを英語にしたのかって言うもう一個の意味が乗るんで、そっこは重要な単語になったりする時に英語にしたりとか、例えばここ日本語にいくと語路が悪いから、英語にするとか、代々その2パターンですね。で、変えていて、あとは大きく、曲一曲一曲聞いてる中で、この耳触りが引っかかるなって言うところを気付く時日本語か、英語にしたりとかする感じですね。

ー作詞について、海外進出する為に、英語を多く使うようにしますか?それとも日本語も大切にしますか。

今後もほぼ変わらないと思って、多分英語で歌うとSIRUPの面白みっていうのがあんまり出て来なくなったりするのかなって今は思ってて、時と場合によるんと思いますけど、今はあんまり全部英詞で歌うのは思わないんです。

ーなるほど。最近、新曲<Light>がリリースされたばかりですが、この曲についてご紹介をお願いします。

この曲は日本のJ-WAVEというラジオの番組CMソングと一緒に作るっていうお話で、一緒にやってたんですけど、この曲自体のトラック制作の思い出って言ったら、<Do Well>という曲でSoulflexというクルーで一緒にやってるmori zentaro (Beatmake/Composer)がいますけど、自分がKYOtaro時代からずっと、何十年もやってきた、一番の相棒としてがいて、東京で出会ったShin Sakiuraというトラックメーカーがいて、この二人で結構トラック作りが相反するんですけど、その二人と一緒にやっていただきます。すごい新しい、パッと耳触りは聴きやすいんですけど、でも、構成が新しいものができた。自分の中でまだ作ったことないものができたっていうものが音楽的ができて、曲的には世界的にも、日本の中でも、CDじゃなくなって、ストリーミン グがメインになったりとか、文化とか、いろんなことがいまほとんどしてて、まだ途中、次の世界にいく、いま途中の時間やといます。そういうのを歌った歌です。




「人に聞いてもらうために音楽を作っていくと、自分の音楽として広まなくなる」



ーSIRUPが他のインタビューで、今の時代はジャンルなくなっちゃった時代になったとおっしゃったことがありまして、このような時代でどうやって自分の独特性をアピールしますか。多くの人たちに聞いてもらうために、どうするべきですか。

自分自身もいろんな人に聞いてもらうために、自分の音楽を作っていくと自分の音楽として広まなくなると思ってる。なのでいまみたいに自分が自分であることを守ることが一番人に広がる方法やと自分ではいまは信じてます。いま自分があの人に聞いてもらうためにこう作ろうっていうことすると、この人には届くんですけど、このさきまで届いた人までは届かなくなったりするかもしれないから、自分が素直に音楽を作り続けて、こうすることで、それに共感する人が集まってくるのが一番広まる方法かなって思ってます。

ーでも、一方、自分が本当にやりたいことってなんでしょうかって悩んでる人もけっこういると思いますよね。

僕はね、今そっこに対して悩みがなくて…もちろん自分も活動していく中でそうやって、本当に殺したいのかなって考えてしまう瞬間ってあるんですけど、やっぱりできるだけ、一番最初の気持ちを思い出すっていうか、曲作ってる時とかも、一番大事にするのが一番最初にトラックを聞いた時に、1テック目で録った鼻歌のメロディーなんですよ。そこを土台にして作ることが多くてここから何回も作っても、もしかしたら、一方面的にはいいものかもしれないんですけど、やっぱり一回目に出したのが一番自分にとって素直なメロディーなんでそういう音楽の作り方をまず土台にしてて、例えばなんですけど、いまさきBrasstracksと一緒やりたいと言ったんですけど、そこに向かって自分が近付くっていうよりもそういう気持ちで音楽をずっと作ってたら、いつか繋がると思ってるんですよ。だから急がない!何事も急がないんで。僕も台湾でライブしたいなって思ってたんですけど、台湾でライブするために活動してきたわけじゃなくて、台湾でライブしたいなと思ったんですけど、自分の音楽を確実に他の国の人にも伝わると思いながら作ってきた音楽なんて、それがじわじわときて、いまこういう機会をもらいました。やっぱり自分の地に足がついた状態というか、自分の居場所をちゃんと広げるというか、多角視点、誰がみえるようにするみたいな。集中していくことが一番大事なのかなと思います。



友達になる時間をしっかり作っておいて、一緒に音楽を作る


ーなるほど。自分がやりたいことをすごく意識してやってきましたよね!先ほどおっしゃったSoulflexというクルーもやっていますが、そのメンバーもSIRUPのバックバンドのメンバーでもあります。SoulflexとSIRUPの作曲について、どのような違いがありますか。

自分が作曲する時は自分の長いトラックメーカーだったり一緒にやりたいトラックメーカーと一緒に作って、その場でセッションして、メロディーまで作っちゃうパターンもありますし、トラックを送ってもらって、そこにメロディーと歌詞を載せるっていうパターン。この代々2パターンが僕は多いんですけど、SIRUPは。Soulflexの時は代々リーダーのmori zentaro がSoulflexでこういう曲しないかっていうのを送ってくれて、それは一回バンドがセッションして、ちょっとリアレンジしたりとか、ベース入れたり、そのトラックの上に、僕とMa-Nu (Rap/Beatmake)とZIN (Vo)3人でどういうテーマをするっていう話をして、今回誰々がサビにいた方がいいんじゃないか、そういう振分けがあって作っていくみたいな感じなんで、結構自分のソロ活動と違う刺激があるっていうか、自分で決めないといけないことが少ない分、逆に誰かが作ってきたものに自分が反応してメロディーを作るのがあるんで、面白いです。

ーその上、フィーチャリングの時と何か違うことは感じますか。

例えばですけど、フィーチャリングの時はたまに、メロディーがもう作られてる状況だったりとか。Soulflexは長くやってくるんで、「この曲はどう?」、「いいね!やろう!」って作って、そうきたり、じゃ私こうするみたいなのが多いんですけど。フィーチャリングの時は作るまでに、代々友達になる時間をしっかり作るっていうか、飲みに行ったり、ご飯食べに行ったりして、「そういう音楽好きなんや」みたいな話をして、作っていて、「じゃ、こういうトラック二人でやった面白さやな」っていうところから行って、じゃ俺がメロディーを作って、向こうがこういう風にしたらとか、第一のコミニケーションはそうなんですけど、Soulflexはもっと何人も意見がある、でもみんな同じ方向を向いてるっていうので、違いますからね。単純に数が違うのが多い、わかりやすい差かもしれないんです。フィーチャリング代々2人ですね。



台湾のお楽しみ?


ー今回台北で体験したいことがありましたら、ぜひ教えてください。

今本当に頭の中が食べ物なんですね!お腹空いてて(笑)

ー何を食べてみたいでしょうか。

飲茶。この間中国行ったんですけど、代々中国の人に美味しいものは代々台湾発祥と言われて、だからすごい楽しみにきてました!食べ物全盤です!

ー今後の目標について、教えてください。

こうやって台湾とか、日本の国内で全国ツアー回るみたいにアジアツアーってなったら、それは普通になるようなアーティストになりたいなと思ってます。アメリカも含めても、世界中を飛び回りたいです、自分の音楽で。

ーMeMeOn Musicの読者にメッセージをお願いします。

このインタビューをみて、興味を持った方はみなさんSIRUP聞いてください!

SIRUP
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文:MeMeOn Music / 写真:MeMeOn Music

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