ネット発の次世代シンガーソングライター春野が、大好きな台湾のミュージシャンYELLOW(黄宣)を迎え、新曲〈Paris feat. YELLOW黃宣〉をリリース。YELLOWに対する印象は?パリをタイトルに付けるのはなぜ?
ー以前のインタビューで、YELLOWがとても好きだとおっしゃっていましたが、ついに彼と一緒に仕事することができて、ご感想を教えてください。
まるで夢が叶ったような気持ちでした。声に出すことで現実にすることができたのかもしれません!
ー今回のコラボは春野さんからの誘いで、1年前から曲の制作を動き始めたようですが、完成までに時間がかかった理由は何でしょうか。
好きなアーティストと制作するのに葛藤は付き物だと思います。今回は思い切りの方が弱い立場でした。
ーフランスのパリを曲のタイトルにするというのは遠い国の名前を付けたかったらしいですが、曲を作ってからタイトルを付けたのですか? テーマはどのように決めたのですか?
バースの1行目の「君がいなくなったParis」というリリックからタイトルを抜き取りました。遠い国へ憧れ・逃げるような感じです。
ー今回の〈Paris〉、そして今年5月にリリースされたアルバムに収録されている〈Los Angeles〉も含め、地名を曲のタイトルにするのが好きなようです。 いつかこれらの場所へ行ってみたいですか? それとも夢のような想像の中にとどまるほうがいいでしょうか?
あらゆる土地へ訪れたい。想像と実情が違っていたと気付くのは良い体験です。頭の中を殴られるようにリセットされるというか。
ー実際に一緒に仕事をしてみて、YELLOWはどんな人だと思いますか? 印象が変わった部分はありますか?
ノリの良いイカした兄さんって感じですかね。裏表がないのが信頼できます!
ー歌詞は日本語・中国語・英語の3ヶ国語で書かれていますが、書く時特に苦労した点はありますか?韻を踏むことにそれぞれの言語によって違いますが、その点についてはどう話し合いましたか?
具体的なリリックのファーストインプレッションはYELLOWから貰って、その後は僕が考えました。コトバのリズムが違うので、韻を踏むのは難儀でした。
ー前回インタビューしたのは2021年でしたが、あれから2年が経ち、ようやくコロナも落ち着いてきたと思いますが、生活に変化はありますか? 何かずっとやりたくて、でも忙しかったからできなかったことはありますか?
ここ2年くらいでの生活の変化は大きいかも。とにかく外に出るようになりました。人に会って、知らない土地に行って、エピソードを集めています。
ーコロナ落ち着いてから、日本へ旅行する台湾のファンが増えていますが、台湾のファンにお勧めの穴場はありますか?
東京にある「神田まつや」という美味しい蕎麦が食べられるお店がオススメですよ。天ぷらも一緒に食べてほしい!
ー台湾のファンにメッセージをお願いします。
ついに台湾のファンのみなさんに喜んで貰えるようなニュースを持ってくることができました!これも日頃から応援して下さる台湾のファンの方々のおかげです。本当にありがとう!今後も注目して下さい。
〈Paris feat. YELLOW黃宣〉配信リンク:https://GutsRecords.lnk.
春野 Twitter : https://twitter.com/xupxq_
春野 Instagram : https://www.instagram.com/iswhooo
文:迷迷音 MeMeOn Music
写真:風雲唱片