Cody・Lee (李) は、2023年2月に開催される浮現祭 Emerge Fest. 2023 「世界的冒險」のために台湾に来ることが発表された。インディーズ時代にリリースした〈我爱你〉は、日本だけでなく、台湾でも注目されている。2021年、台湾の金音創作獎 「亞洲音樂大賞」のWATCH PARTYにオンライン出演した。2022年春、アルバム《心拍数とラヴレター、それと優しさ》でメジャーデビュー。
ーメジャーデビューおめでとうございます!「音楽で食べていく」という目標で始めたんですが、まさかこんな短期間で、しかも大好きなバンド「フジファブリック」と同じレコード会社からメジャーデビューを果たして、ご感想を教えてくださいませんか。
音楽に対する目標はメンバーそれぞれに違いますが、自分としては中学校の卒業文集に書いた夢が叶ったことは本当に嬉しいです。このことを中学時代の自分に伝えたとしても、信じてもらえないと思いますが…。
ー〈我爱你〉は中国語を多用し、バンド名の最後にも「李」という言葉を付けていて、多くの台湾の音楽ファンが、あなたの音楽に触れたいと思うようになりました。この曲の制作経緯、そしてグループ名の由来をお聞かせください。
「我爱你」は、中華的なサウンドが持つ疾走感や郷愁感を、自分たちの音楽とうまく融合できたと思います。ミュージックビデオに沢山の中国語を用いているのは、僕達の作品を一番多く監督してくれている加藤マニさんによる演出ですが、おかげで多くの人達に僕達の音楽を聴いてもらうことが出来たのはとても嬉しいです。
Cody・Lee(李)は、僕が学生時代、デスクトップで作った楽曲をWEBにアップする時につけたハンドルネーム。早く楽曲をアップロードしたくて急いでいたので、名前の由来は覚えていませんが、その時に観ていた映画などが影響したのかもしれません。
ー中国風と中国語のどの部分に魅力を感じますか?中国語を学んでいるのですか?
特に中国語を学んでいる訳ではありませんが、なんとなく意味が分かる漢字もあったり、他の外国語にはない親近感がありますね。
ー新曲〈愛してますっ!〉も「愛」を歌います。この曲と〈我爱你〉に何か関連性はあるのでしょうか?
Cody・Lee(李)の曲は“愛”がテーマになっていることが多いです。僕らの生活は沢山の人の支えがあって成り立っていて、そういった周囲の人達に気持ちを伝える為にラブソングを歌っています。「我愛你」にも「愛してますっ!」にも通じる、共通のテーマですね。
ー今回のアルバムで写真家・川島小鳥とのコラボレーションが実現しました。その経緯についてお聞かせください。川島さんに対する印象は変わりましたか?
普段、メンバー同士の趣向はバラバラなことが多いのですが、撮影については全員が「川島小鳥さんにお願いしたい!」と意見が一致しました。川島小鳥さんは凄く自然体な方で、一緒に撮影をしていて本当に楽しかったですし、そういった空気も写真に表れていると思います。
ー台湾に来ったことはありますか?台湾に対する印象はいかがですか?コロナ後、台湾に来る機会があれば、何をしたいですか?
まだ台湾には行ったことがないので、早くライブをしに行きたいですね。その時は、各メンバー思い思いに台湾を満喫すると思います。夜市に行ったり、台湾粥や魯肉飯を食べに行ったり、本屋に行ったり、古着屋を巡ったり、ライブハウスに地元のアーティストを観に行ったり…
ー今後、どのようなバンドになりたいですか?
Cody・Lee(李)が何かの一番になりたい、という思いはあまりありません。聴いてくれる人にとって、いつでも帰ってこられるような、生活に寄り添えるような存在であり続けられれば嬉しいです。
ーMeMeOn Musicのファンにメッセージをお願いします。
YouTubeのコメント欄などでメッセージをもらったりするのを見て、僕らの音楽が海を越えて台湾に届いていることを嬉しく思っています。いつか必ず台湾に行ってライブをするので、その時は遊びに来て欲しいです!
《心拍数とラヴレター、それと優しさ》配信リンク:kmu.lnk.to/heartbeat_dg
Cody・Lee (李)HP:codyleeofficial.com
写真:Sony Music