アニメやゲームの主題歌など、幅広く楽曲提供も行っているBACK-ONさんがまた台湾にいらっしゃいました。演出前、BACK-ONさんにインタビューを行い、台湾について話をいただきました。
ー台風があったんですが、今日無事に台湾にいらっしゃって演出ができるのがよかったです。初めて台風に会いましたか?
TEEDA:はい。
ー昔、天災や事故のため、演出中止の経験がありますか。
KENJI03:その時は震災だったんで、しばらくライブもストップしてたんです。
ー311の時でしたか。
KENJI03:そう。
ーなるほど。その時は大変だったんですね。この間のメールインタビューで、去年ROCK BANDOHで台湾にいらっしゃった時、マッサージと夜市へ行ったと答えていただきました。BACK-ONは何回も台湾に来たことがありますが、ほか台湾で体験したいことはありますか。
TEEDA:エビを釣る。毎回やりたいんですよ。
KENJI03:そう。やりたいんだけど。
TEEDA:士林へ行って、そのエビ釣りを見るんだけど、でもなかなか勇気が出なくて
SHU:あと九份も行きたい。
ー逆に台湾で全然やりたくないことはありますか。
GORI:仕事?!(笑)
全員:(笑)
ーそれでは何かカルチャーショックがありますか。
TEEDA:日本は納豆は、その臭い食べ物があるんだけど、やっぱり一番最初に台湾に来た時、臭豆腐は、いま四回くらい台湾に来て、やっと少しつつ食べれるようになった。でも一番最初の時は食べれなかったけど、でも、揚げ臭豆腐?
SHU:そうそう!
TEEDA:美味しくて。
ー他のメンバーさんも同じですか。
GORI: はい、同じです。
KENJI03:揚げ臭豆腐は前回ROCK BANDOHの時食べた。
TEEDA:(何か思い出したそう)あ、あれとんかつみたいな!
KENJI03:排骨みたいな……
TEEDA:あれ食べてないね。でもなんかあれめちゃ有名です!
ーそうですか。台湾というと、何ですか?
TEEDA:台湾と言ったら……KENJI03?(笑)
KENJI03:へ?!!
TEEDA:そうです!KENJI03が台湾のハーフで、昔から台湾についていろんな話を聞きました。台湾に来ても、すごい コーディネートとか、こここれだよって紹介してる。
KENJI03:でもみんなね、すごい僕はペラペラ喋ってるとみんな言ってくれるけど、僕はそんなに喋れないです。だけど無茶ではないから、すごくうれしいちゃうんですよ。
ーでも聞き取りは大丈夫ですか。
KENJI03:そうですね、ちょっとだけ。本当に最近NHKで中国語放送みたいなやつを見て、テレビで、すごい勉強してる。
ーちなみに、前メールインタビューでみんな最近中国語勉強してるってことが知ってます。中国語には一番難しいところは何と思いますか。
TEEDA:あの「マ」……
KENJI03:四声あるじゃないでしょう。その上げ、下げ、そのインタネーションは日本にはあんまりないので、難しい。意味が違ってくる。
ー今回の演出のために、何か新しい言葉を勉強しましたか。
SHU:「明白了。(わかったという意味)」
ーそうですか。《PACK OF THE FUTURE》ってアルバムがリリースされました。10年後の未来を描くと、どのような生活、どのような人になるかが想像されてますか。
TEEDA:僕は多分禿げてますね。
KENJI03:(笑)
TEEDA:額もだんだん広げて、お腹も出て、お酒ばかり飲む(笑)
ー(笑)ほかのメンバーさんはいかがですか。
KENJI03:10年後の俺は想像できないです。
GORI:なんか10年前とそんなに変わってないし、10年後も変わらないって。
KENJI03:そうそう。たぶんその禿げだりとか(笑)
ーそれでは、10年前の自分に一言を言ったら、なにか言いたいですか。例えば「10年後にはこんな人になるよ」って。
KENJI03:僕、こうやって10年後に台湾でワンマンライブできるとか、あんまり想像できなかった。
SHU:叶うぞ!って言った。
GORI: 頑張るよ!って。
KENJI03:そのまま頑張れ、折れないだ!
ーでは、例えばタイムマシンに乗れるとしたら、どの時代に行きたい?
TEEDA:そうだね……1984年に生まれたので1984年に行きたいです。またその自分がすごくできてよかったって思い出をもう一回味わいたい。
SHU:すげーいい話!(笑)
ーでも同じ通路で成長したいですか。
TEEDA:いや、自分がいたら、ちっちゃい自分に「だめだめ!これを使っちゃったらだめ!」とか、バスケやてって背伸びちゃって、どんどんイケメンになっちゃうかも!(笑)
ー他のメンバーさんはどうでしょうか。
KENJI03:俺も同じかも。
ーBACK-ONさんがいろんな国へ行ったことがありますが、ほかどこか行きたいですか。
GORI:イギリス行きたいね。やっぱり、The Beatlesの話じゃないですけど、一回は行きたいですよね。
SHU:そうですね。イタリアとか。
TEEDA:イタリアね!イタリアはナンバに慣れてる女性が多いから、情熱的な女性がけっこういるから。
KENJI03:僕意外とね、一番近い韓国へ行きたいです。行ったことないし。いま台湾や香港よく行くじゃないですか。やっぱり韓国へ行ってみたい。近いじゃないですか。
SHU:気温が安定的なところに、暑でもない、寒でもない、ちょっと暖かいところ……
TEEDA:オーストラリアじゃないか?
GORI:オーストラリアじゃ暑い。
SHU:暑いのはだめ。気温がちょうと25度くらいのはいいのかな。ずーと25度くらいのとこがいい。どこだろうね(笑)。
ーBACK-ON楽曲総選挙 がいま進行中ですが、いままでの選挙結果はバンド自分との想像が合ってますか。
TEEDA:合ってない。自分たちが思ってる、「これがいいんじゃない?」ってやつとファンが思うの違いがわかったんで、これからそういうみんながいいって音樂を作ったりとかしやすくなりますから、そういう曲がいいとか、すごく勉強になります。
ーライブのセットリストはどうやって決めますか。例えば今日のセットリスト。
TEEDA:みんなで、なんかここでお客さんと一緒にこうなりたいとか、暴れたいとか、話し合えて。
ーちなみに、ライブの前に必ずやることはありますか。
TEEDA:自分たちでセットリストをみて、口でチャンとか決めるところとか言い合って、気合って。
ーBACK-ONが結成してから十年以上続けてます。バンド長く続けられるコツはなんと思いますか。
KENJI03:昔から知ってるっていう感じ。
TEEDA:学校の友たちで始めたから、あと友たちがここしかいない。解散しちゃったら一人になる。それだな!(笑)
全員:(笑)
ー喧嘩したことはありますか。
TEEDA:ありますよ。
KENJI03:たまに、凄いたまに。一年一回かな。
ーオフの時、メンバー同士も一緒に遊びや食事しますか。
SHU:でも、たまに飲みに行く。
GORI:前回はBBQの時ね。
ー最後、MeMeOn Musicの読者に一言お願いします。
TEEDA:台湾は東京から3時間くらいなんで、これからも少しつつ、ちょこちょこ来て、どんどんレーベルアップしたバンドでライブをみせたいので、ぜひぜひライブを体験してきてください。
文:迷迷音
写真:Sherr.eye Photography