小説を音楽化するユニット YOASOBI インタビュー ボーカル:「私がかなり、やばいですね」

小説を音楽化するユニット YOASOBI インタビュー ボーカル:「私がかなり、やばいですね」

小説を音楽化するユニット「 YOASOBI 」が今、最も勢いがあるアーティストといっても過言ではない。デビュー曲<夜に駆ける>は公開直後から瞬く間に注目を集め、公開1か月でYouTube100万回再生を突破、Billboard JAPAN、Spotify、LINE MUSICなど、各所で一位を獲得する。その上、台湾でも熱い注目を集めている。今回はコンポーザーAyaseとボーカリストikuraをお迎え、インタビューをさせていただいた。 

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ー早速ですが、お二人それぞれはどのようなきっかけで音楽の世界に入られたんですか。また、影響を受けたアーティストがいれば、教えていただけますか。

Ayase:僕がずっと幼いところからピアノをやっていて、その影響で音楽がずっと好きですけど、その中でも、 EXILEさんがすごく憧れを持っています。

ikura:私は幼いところからずっと歌が大好きで、物心からずっと歌を歌ってきたので、音楽の世界に入ったきっかけっていうのも物心からずっと歌が好きでっていうところなんです。影響を受けたアーティストは小学校の時に、「ハイスクールミュージカル」というディスニーチャンネルのミュージカルがありまして、それに憧れて、サウンドトラックを買って、ずっと毎日聞いてました。


ー小説をベースに楽曲製作と思うんですが、どういったところが挑戦的だと思いますか。また、印象に残っている具体的なエピソードとかがもしあれば、教えていただけませんか。

Ayase:挑戦的だなと思うポイントとして、原作小説があって、それを音楽にするという試み自体がとっても挑戦的だなと思っていて、印象に残ってる事としては一曲目に作った<夜に駆ける>という楽曲は小説を音楽にするという試みが僕の中でも初めてのことだったので、なかなかうまいバランスで曲の世界観を作るのはなかなか苦戦しまして、20曲、30曲くらいでも作ってやっと完成させたっていう、なかなか長い道乗りで作りあげたっていうのが印象に残ってます。

ー小説と音楽のタイアップは珍しくないのですが、「小説を音楽にする」というコンセプトを元に活動するのは相当珍しいと思います。しかも制作する時、小説の解釈を常に作者と確認してるみたいです。そもそも最初どうして「小説を音楽・映像で具現化する」というコンセプトで活動していこうと思いますか。

Ayase:「monogatary.com」という小説投稿サイトがありまして、そこの運営のスタッフさんから小説を楽曲にするというような事をやってみようと思うんだけどというふうに声をかけていただいたとこらがきっかけなんですけど、そこから、じゃ、実際に運営にする小説を楽曲にするっていうのはどういったバランス感でやるのが正解何だろう?っていうのはチームみんなで色々考えながらやってきました。

ー原作者とお二人の解釈が異なった事があったんですか。

Ayase:今のところ、一度もないんですね。

ーAyaseさんはボーカロイドとして活躍されてるんですけれとも、なぜこのプロジェクトではikuraさんも参加してもらおうと思われるんですか。

Ayase:小説を楽曲にするというコンセプトで、このチームが動き出したタイミングで、もうチームの中で誰か女の人に歌ってもらいたいというのはある程度最初に決まっていたので、もちろんボーカロイドの楽曲で何かをするであれば、Ayase個人と変わらない事だと思ってるので、この辺りは最初、もう決まってたっていう感じです。

ーお二人が一緒に活動される中、面白いエピソードがあれば、教えていただけますか。

Ayase:ikuraがすごく面白い行動を起こすタイプな人間なので、ikuraに元付いて面白い話がたくさんあるんですけど、特に印象深かったのはやっぱり、撮影する時、道が続いてると思っていた先に進もうとしたら、鏡があって、ぶつかってしまったっていうのがちょっとした面白いエピソードなので、印象に残ってます。

ikura:Ayaseさんはあんまり失敗しないっていうか、変な事をするっていう事はあんまり見ないんです。面白かった事、、、何かあります?!いつも、自分詰めが甘くて、今日PCをちゃんと持ってこいって言われたのを忘れてしまったり、ちょっとごちょごちょというのがあるんで、それで結構Ayaseさんやチームの方々にお騒がせしてしまうので、それはちょっと直していかなきゃいけないかなと。本当にYOASOBIとしては、私がかなり、やばいですね…

Ayase:(笑)

ikura:自分が気を付けようと思います!

ーお互いに対する第一印象を教えてお願いします。そして、一緒に音楽活動している中で、印象が変わったりしますか。

Ayase:僕がikuraに持っていた第一印象は、初めて会う前からの印象と変わらず、純粋な感じ、真っ白な感じっていうイメージを持っていて、最近初めて会っても、それと変わらないと思ったんですが、そこから色々一緒に曲を作っていたり、活動していく中で、さっきikuraも言った通り、結構変わってるところがある、抜けてるところがあるみたいな、そういう一面もあるんだなと思いましたね。

ikura:最初の第一印象は、もともとお名前だけ聞いていて、じゃ、調べて見ようと思って、AyaseさんのボーカロイドPとしての曲を聞いた時は、結構ダークな曲が多かったので、ちょっと怖いイメージがあったりしたんですが、お会いした時の服もちょっと真っ黒服で、ピアス開いてたりしたので、ちょっと怖いのかなと思って、最初は思ってたんですけど、今こうやって活動していく中で、全然優しくて、しっかりしているPさんだなっていう感じに変わりました。

ちなみに、どの曲ですか?

ikura:〈Last Resort〉っていう曲を最初に聞きました。

ーYOASOBIって、元々アニメーションキャラクターでそのMVの物語を伝えてきたので、覆面バンドではないかと思いましたが、最近はテレビ番組にリアルな姿で出演されたのですね。ご感想を教えてくださいませんか。また、どうしてリアルな姿でテレビに出てみようと思ったんですか。

Ayase:テレビにもほかのメディアにも、顔とか、実際の姿を出すっていう事は特にこだわりがあってやってるのではなくて、シンプルに求められたので、動きとして出ているところで。それこそikuraが知られてる存在だと、元々出していたのはあって。僕は姿は出してはいなかったんですけど、テレビにぜひ実写していただきたいのでっていう話をもらったので、分かりましたっていうくらいの気持ちなので、感想としては、「俺の顔がテレビに出てるな!」、「すごいな!」と思ってるっていう感じです。(笑)

ーわずか一年くらいの活動で、日本だけではなく、台湾でも非常に大きな反響を呼んでますが、その理由について、考えた事はありますか。

Ayase:やっぱりSNSでの拡散っていうのはすごく大きいと思っていて、twitter、Instagram、TikTokっていうような、今若い世代を中心に、たくさんの人が みていて、シェアを通し、SNSというツールにうまくヒットしたのかなというのは何となく思ってます。

ーこのコロナ禍において音楽業界にも大きな変化があります。録音作業など、全てリモートでの対応になり、 ライブやファンとの交流などもすべてオンラインが前提になりました。今までストリーミングをやらないアーティストたちもどんどんオンラインに移して、いろんな価値観が変わったと思います。ネット発のYOASOBIにとって、この時期は逆にすごくいいチャンスではないでしょう。お二人はどんなところに変化を感じますか?

Ayase:やっぱりサブスクだったり、配信っていうものって、より気軽に音楽を楽しめる状況になってるなっていうのは感じてて、例えばYouTubeで無料で聞くっていうのもそうですし、定額サービスを通して、何回も聞くことができるっていうことが今定番化している頃に、何度も繰り返して聞きたくなるような音楽を作ろうと思うので、そこがうまく行けばなと僕が思います。

 ikura :最近は特にサブスクで、プレイリストがあったり、自分が日本に住んでいても海外のアーティストさんの曲がすごく気軽に聞けるっていうのは昔はなくて、ある程度有名になったアーティストだったらCDを買いに行ったりとか、ということはあるんですけど、やっぱりまだそんなに有名じゃないアーティストの曲を聞けるようになったのもサブスクがきっかけなので、YOASOBIが海外の方に聞いていただく理由の一つなのかなとは思います。

ーお二人が普段どのような音楽を聞かれるのか教えていただけますか。

Ayase:僕が激しいロックが好きで、ジャンルとしてはメタルとか、ハードコアとか、そう言った結構激しいジャンルの曲を聞く事が多いので、海外のバンドだとBring Me The HorizonとかWhile She Sleepsとか、そう言ったバンドさん、よく聞きます。

ikura:私は結構アコースティックな曲とかが多いんですけど、海外のアーティストだとTaylor Swiftさんが大好きで、Taylor Swiftさんのロックな曲から、アコースティックな曲まで、結構幅広く聞いたりします。

ー今後お二人が挑戦したい曲風だったり、ジャンルというのはありますか。

Ayase:原作小説があって、楽曲にというのはまず大前提のがコンセプトというのがあるので、すごい RPGっぽいものだったり、ファンタシーっぽいものだったり、今までのところやっていないジャンルの小説を元に楽曲を作ってみたいし、曲のテイストとしてはちょっと激しめのロックにしても面白いかなと思います。

ー今後一緒に仕事したいアーティストさんや芸術家とか、それともコラボレーションしたいブランドとかはありますか?

Ayase:今は原作小説があって、楽曲にっていうのをしていて、ただその小説だけじゃなくて、例えば漫画とか、アニメとか、映画とか、昔の物語がある、そういうのは楽曲とコラボさせるのは可能だと思ってるので、そう言った意味で、僕は東京喰種トーキョーグールという漫画作品がすごく好きなので、描かれていらっしゃる石田スイ先生とコラボなんかできたらいいなっていう風に思ったりしています。

ーご自身で小説を書こうとは思ったことありますか。

Ayase:僕は小学校とか、中学校の頃から、結構小説とかのものを書くことがすごく好きで、割と読書感想という宿題とか、そう言ったものも結構嫌がらずっていうか、楽しく書いていた方なので、そういう小説書いてみたりするとかもいつかやってみたいな、と思ったりします。

ikura:私も結構小学校、中学校の時、作文結構好きだったんで、書くことは好きなので、いつか小説書けたらなと思うんですけど、小説書くことならやっぱり色々工夫が必要だったり、色々なテックニック重ねてると思うんで、ちょっと心配のもあるんですけど、やってみたいなと思います。

ー台湾にいらっしゃった事はありますか。

Ayase:僕は行った事ないです。ぜひ行ってみたいと思います。

ikura:行った事ないんですが、行きたいです。

ー台湾に対して、どのような印象をお持ちですか。

Ayase:台湾料理すごく好きで、日本にある台湾料理屋さんにも行ってます。ご飯がすごく美味しいというイメージはあります。

ikura:私も台湾の料理が好きで、私の家の近くに台湾ラーメンが食べられる店がありまして、そこ結構通ってます。

ーでも、実は台湾ラーメンは台湾料理ではなくて、名古屋発祥ですけれども、台湾にはないんですね。(笑)

ikura:へぇ?!そうなんですか?!すみません!台湾発祥のラーメンを食べてみたいんです!

ー台湾のファンにメッセージを御願いします。

Ayase:台湾のみなさん、いつもYOASOBI を聞いてくださって、ありがとうございます。これからもみなさんがワクワクできるような曲をたくさん作って行きますので、応援よろしくお願いします。

ikura:台湾のみなさん、国境を超えて、聞いてくださる、本当にありがとうございます。これからもワクワクできるような楽曲を出していきたいと思いますし、いつかライブで訪れることができたらいいなと思います!よろしくお願いします!

今年1月に行われた新曲の原作小説を募集する企画「夜遊びコンテストvol.1」より、大賞に輝いたしなのの同名小説を原作として、新曲〈たぶん〉を7月20日に配信リリース予定。急成長を遂げているYOASOBIから、今後も目が離せない!
YOASOBI 在今年1月舉行新歌原創小說募集計畫「夜遊大賽vol.1」,以該大賽中獲獎的小說為主題改編推出最新曲〈たぶん〉預定於7月20日數位發行。對於如此快速成長的YOASOBI,今後也務必要持續關注他們的發展!

文:MeMeOn Music

Special Thanks:ATC TAIWANKEEDAN

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