CHAI と never young beach が、10月よりツーマンで「NEVER YOUNG BEACH AND CHAI ASIA TOUR 2019」ライブツアーを開催。10月15日のZepp Nagoya公演を皮切りに11月15日の台北 THE WALL公演まで全4公演が行われる。台北公演直前、インタビューさせていただいた。
ーまず、台湾に対するイメージを聞かせてください。
ユナ:ご飯がおいしい。
マナ:タピオカがたくさんある。
ユウキ:夜市?
ユナ:夜市行きました!初めて行った。
ユウキ:ああいう文化いいなってすごい思う。日本にはない。
ーでも日本にはお祭りがありますよね?
ユウキ:お祭りだけ、毎日じゃないし、常にあるわけじゃないから、すごいいいと思う。
ー昨日は何を食べましたか。
ユウキ:チーズドッグ。
ユナ:芋のボールみたいな。
ーそれはおいしいですね。
ユナ:おいしかった!なんか。もちもちしてて、ドーナツみたいで。
ー今回はnever young beachとツーマンツアーをやるきっかけはなんでしょうか。
カナ:前からボーカルの勇磨とすごく仲良くて、一緒にやりたいねって前から話して、この時期なら二人やれるねって、メンバー同士で決めたんだけど。
ーnever young beachに対するイメージを教えてください。
カナ:チルな感じ。
マナ:世田谷線みたいだよね?(笑)
ユウキ:分かるね!
マナ:昭和の風景が見える。
ユナ:暖かい。
ー前回CHAIの台湾公演を拝見しました。新しい技術より、色々な道具を使い、例えばサングラスなど、手で色々なライブパフォーマンスをやります。観客からもとってもいい反応が出ました。いつもどうやってパフォーマンスの構成を考えてますでしょうか。
マナ:でもやりたいって思うことを中心に考える。自分たちが何をやりたいって考える。
カナ:新しいことやりたい。面白いことないかなって探して、DIYするかな。
ー今回のツアーの日本レポートもみました。緑の服を着てダンスするのはすごく盛り上がってて、これはどこからのインスピレーションですか。
マナ:どこもない…
ユナ:そう、踊りたかった!
ー今年、欧米ツアーを回りましたが、いかがでしたか?何か刺激は受けてますか。
マナ:CHAIとしては2回目の単独のヨーロッパツアーで、ちょっとつづお客さんが増えてきて、でもまだすごいたくさん増えたわけじゃなくて…ごめんなさい、すごく正直に喋ってる!こんな事言ってもいいの?
カナ:いいと思う。
マナ:徐々には増えてきててロンドンとか都会のところは結構来るんだけど、土地によってやっぱり日本と同じで、都市によって差があるから、言葉の壁まだ越えられてないかなとか、もっとフェスに出たいなとか、すごく正直色々…!(笑)初めてスペインのHindsっていうアーティストとレコーディングしたんだけど、それはすごい勉強になった。、強さのある女性同士でやってたからね。
ーところで、Whitneyさんのツアーに参加する事も決定されましたよね。それはどのようなきっかけでしょうか。
マナ:私たちWhitneyめちゃ好きで、シカゴのPitchfork Music Festivalで直接に会って、すごい好きって伝えたら、WhitneyがCHAIのライブみてくれて、すごい気に入ってくれて、みたいな感じ。
ーなるほど!いい話ですね!ちなみに、ドキュメンタリー”AWESOME4”を拝見いたしました、日本だけ違う部分がすごく感じたんで、日本に帰ってライブをするのは葛藤があるとおしゃっていますが、今のところは海外で大きくなって、逆輸入みたいな感じで日本で影響を起こるつもりでしょうか。
カナ:わざわざそうしようとしたいわけじゃないよね。私たちは世界でライブしたい!日本もしたいけど、日本だけっていうのは考えてない!
ー日本のバンドって「先に日本で売れるようになったら、世界進出を考える」というパターンが少なくないと思いますが、このような状況に対していかがと思いますか。
ユウキ:CHAIの考え方とは全然違うと思う。
ーそうですね!
ユウキ:最初から世界で考えてるから、そういう人もいるんだなって。
ー結成した当時、世界進出という目標は既に立ちましたか。
マナ:うん。最初からあった。
ー日本文化で一番自慢できる、誇りを持つのはなんと思いますか。
マナ:日本はね、ご飯美味しい!
ユナ:細かいところまでいき届いてる。
マナ:トイレとか、すごいと思う!
ユナ:ウォシュレットとか、すごいと思う!綺麗!いろんなものが便利になって…
ユウキ:開発すごいよね。あと、手先の器用な人多いと思う。
ユナ:真面目!
ー日本のファンと海外のファンって、どこが違いますか。
カナ:全然違うよね。
マナ:会った瞬間ハグするだなって驚いた。(笑)私たちはハグする挨拶はないから…
ー今は慣れましたか?
マナ:慣れた。すごいあの文化すてき、日本人にとってはやっぱりどちかというと衝撃だなと思う。
ー話をちょっと戻って、欧米で受けた刺激を持って日本に帰って、欧米と日本両方のお客さんにも受けられるために、どうやってそのバランスを取りますか。制作やパフォーマンスで欧米と日本の文化の要素をどうやって混ぜ込みますか。
ユウキ:いいところだけ貰ってくる感じだよね。
ー例えばどの部分でしょうか。
ユウキ:海外に行ってなにか影響をうけることあんまりないかもしれない。ライブパフォーマンスとかはお客さんたちが違うから、こうするとこうなるだなって、やっぱ違うから、勉強になるっていうか、吸收する。大きい反応が来るから。日本だと全部反応一緒で、そうじゃないものが返ってくると面白い。
ーパフォーマンスの構成や気持ちは変わりますか。
ユウキ:なんとなくだけど、海外のほうが堂々とできる!
マナ:わかるわかる!
ユウキ:たぶん日本にいると、自分が日本人っていうこと自覚しちゃうから、日本人らしい消極さがちょっと出てきちゃって、海外にいると、自分がみんなと違うってことがわかるから、違っていいんだって思える。すごく強く、堂々とやれる感じ。
ーそうなんですか!ちなみに、この間ヨーロッパ最大級の音楽アワード「2019 MTV EMA」ベスト・ローカル・アクト賞の日本部門BEST JAPAN ACTにノミネートされて、すごいと思います。ご感想を教えてお願いします。
ユナ:嬉しい!
ー今年12月に対バンイベントCHAI presents「CHAIとみてみチャイ」を行う予定があります。対バンリストはどうやって決めましたか。
カナ:CHAIと合わせたら面白いだろうなって思うミュジーションを集めたんだよね。
マナ:CHAIが大好きな。
ユナ:企画名の通り、CHAIとみてみチャイ、そのまま(笑)
ー今後対バンしたいバンドがいますか。
マナ:めちゃいる。海外に多いかな。
カナ:Tune-Yards、LIZZO、Beck、Justice、MGMT、The internet、Yaeji、Superorganism。
マナ:BROCKHAMPTON、Phoenix、HONNE、BasementJaxx。
ーけっこうありますね。普段はどうやってこれらの音楽に触れますか。
マナ:教えてもらったり、H&MでShazamしたりが多いかな。
ー普段やっぱりSpotifyをメインに使ってますか。
カナ:はい、Spotify。
マナ:Youtubeはぜんぜんみない。
ーCDは買いますか。
ユウキ:買わない(笑)。
ーやっぱり買わないんですね。それでは今後の目標を教えて下さいませんか。
マナ:グラミー賞です。
カナ:ノミネートされたい。それが一番!
ユナ:うん!ノミネートされたい!
ーこの目標に向けて、いま具体的にどんな努力をしてますか。
マナ:いい音楽作るしかないって思ってる。
ーアジア人がグラミー賞にノミネートされるなんて、結構難しいと思いますね。
マナ:難しいと思う。私もそう思います。近づきたい、早く!
ー楽しみにしてます!
マナ:ありがとうございます。
ー最後、MeMeOn Musicの読者にメッセージをお願いします。
ユウキ:ライブきてね。
カナ:また台湾くるよ。
ユナ:会いにきてね。
ー以上です。ありがとうございます!
文:MeMeOn Music / 写真:MeMeOn Music
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