重低音ボイスで日本の音楽シーンで活躍するソウルシンガーソングライター iri が、 4 月 20 日(土)に Legacy Taipei で 6 年ぶりの台湾公演を開催。 本番前に iri を招き、この 6 年でどう変わったのか、そして台湾ライブへ意気込みを語ってもらった。
ー6年ぶりに台湾に再び訪れ、この間にはコロナ期間も経て、たくさんのアルバムもリリースされました。特に〈会いたいわ〉の大ヒットは、iriさんにも多大な影響を与えたと思います。そして3月13日に初めて武道館に登場されると予定しております。これらの年月で特に印象的な変化についてお話していただけますか?
変化と言えば、より繊細になったかなと思います。いかに今を楽しむかに重きを置いています。
ー年齢が30歳になると共に、人生の経験値は6年前とは大きく変わったと思います。自分自身はどのように成長したと感じていますか?また、以前は重要だと感じていたけれども今はそうでもないと感じることはありますか?
成長出来たかはわかりませんが、数字に囚われすぎてはいけないと感じるようになりました。何事も。参考程度だと…
ー2023年に新アルバム《Private》をリリースした際、運転免許を取得したいとおっしゃったり、海外に行ってみたいとおっしゃったりしました。現在アジアツアーが間もなく展開するので、「海外」という目標は達成されると思いますが、運転免許のことは取得する予定はありますでしょうか?
取得までに1年ほどかかりましたが、無事免許取得して運転しています。マニュアルの運転は機械を動かしているという感じがして、たまらないです!
ー最近、お気に入りの映画や文芸作品はありますか?
まだ読み途中ですが、坂本龍一さんの自伝「音楽は自由にする」です。
ーコロナ期間を経て、新しい趣味や習慣は身につけましたか?
ピラティス、運転。
ー今年1月、JR東日本の「JR SKISKI」シリーズCM用に、iriさんがシングル「hug」を書き下ろしました。iriの気持ちは季節によって常に上下すると言われており、それが彼女の楽曲制作にも反映されると言われています。iriさんはどのような気持ちで〈hug〉を書かれたのでしょうか?また、数週間前に、関東地方では大雪が降りましたね、冬の間に必ずやることはありますか?
今回はCMのために書き下ろしたのですが、CMの監督からお話いただいたテーマが「再会」で、ラブソングにしようと思いましたが、今世の中でどのような再会が起きているのかを想像して書きました。
ー以前のインタビューで、「夜の台湾、夜市の感じとかネオンの景色を見てみたいです。」と話されていましたが、それは実現しましたでしょうか?2022年にリリースされた5枚目のアルバムは《neon》というタイトルでしたが、ネオンライトにはどんな魅力を感じますか?
はい、見に行きました。写真も撮りました!暗い中だからこそ美しく見えるし、美しいだけでなく様々なストーリーを想像させるところに魅力を感じます。
ー今回の台湾訪問では、音楽以外に挑戦したいことはありますか?また、懐かしい思い出はありますか?(例えば、もう一度食べたい料理や、再び行きたい場所など)
温泉に行きたいです。あとは、八角が効いたご飯を食べたいです。
ー今回の台湾での公演は武道館の後ですね、台湾に向けて特別準備した内容はありますか?または、どのような感じのコンサートを行いたいでしょうか?
前回はDJセットだったのですが、今回はバンドセットで、皆さんと一緒に歌える曲もあったら嬉しいですね!
ー台湾のファンに向けてメッセージをお願いします。
6年ぶりに皆さんに会えるのを楽しみにしています!
iri SNS
文:迷迷音 MeMeOn Music
写真:Welcome Music