日本人気バンド Mrs. GREEN APPLE が11月9日、10日に台湾で単独公演 2 daysを開催。いままでのインタビューで何度も「台湾に行きたい!」とお喋った彼らは、やっとこの夢が叶った。台湾単独公演直前、今の気持ちと5周年を迎える心境について、お話を聞かせていただいた。
ー昨日台湾に着いて、少しでも台北をみてみましたと思いますが、いかがでしょうか。
大森元貴:昨日はタピオカ…
山中綾華:タピオカを飲みたくてみんなで歩いてきました。
大森元貴:前回若井がインフルエンザで欠席だったので、本番のタピオカ…
若井滉斗:そうですね。初めての本番のタピオカ、めちゃくちゃ美味しかったです!
ーこの間三田祭と言う文化祭に出演しまして、17歳最後に書いた「soFt-dRink」や「アンゼンパイ」などの懐かしい曲もセットリストに入りまして、ご感想を教えて下さい。
大森元貴:学祭になると、同世代が年が近いので、みんなが知ってるであろうシングル曲って言うより、同世代だからこそ伝えるメッセージとして、セットリストを組んでいたので、反応としてはすごくよかったですよ。楽しかったです。
ーお祭り衣装も着てたみたいですね。
藤澤涼架:法被!文化祭で多分用意してある、係りの人たちが着てる服で、僕たちも着させてもらった。
ーちなみに、SCHOOL OF LOCKで「みんなの今!今夜も生徒みんなの悩みに向き合います!」と言う番組をやっています。「先生」という立場で色々な「生徒」の悩みを聞き、アドバイスしていますが、今まだ一番印象に残ってる質問はなんですか。
大森元貴:面白いね!
藤澤涼架:僕が大森と二人で授業した内容で、すごく最近覚えてるのは、高校生の女の子なんですけど、すごく勉強頑張ってる、頭がいい学校に通っていて、でも部活で吹奏楽部でやってるんだけど、頭のいい、みんなが勉強頑張っている学校だから、部活って言うものに、そんなにみんな力を入れてない…
ーそれはみました!
藤澤涼架:本当ですか!だから、その子は部活を一生懸命、もっと力を入れて、頑張りたいんだけど、みんなが集中してくれない、どうしたらいいのかみたいな話を二人であったのは僕がすごく覚えてますね。学生ならではの悩み。
大森元貴:結構厳しいアドバイスをしちゃう時はあるんですけど、でも学生だからこそ、親とか、友たちとか、学校の先生と相談できないことを僕らにメッセージして流ので、それは僕らにとってすごく有意義な時間になってますね。
ー「生徒」たちと話し合って、自分にも何か刺激を受けましたか。
大森元貴:受けます!受けます!やっぱりデビューが僕と若井が18歳で、高校卒業してすぐだったんですけど、あれから何年も経っちゃったなみたいな。
若井滉斗:そうだね!
大森元貴:結構時間が経ったな。ずっと同世代だと思って、自分らが高校生だからこそ感じられてた悩みとか、年数を重ねるごとにだんだん当たり前じゃなくなっていて、それを生徒、リスナーからメッセージくれるのは、「あぁ〜なんか僕もそんなこともあったな〜」みたいな、忘れちゃいけないものを思い出させてもらう感じ。
ー2020年、メジャーデビュー5周年を迎えます。大森さんが当時「99%デビューする」と自信を持ってメンバーを誘ったそうです。その上、山中さんや藤澤さんの演奏をみたこともなくて、人柄で声かけたみたいです。デビューしてもうすぐ5年経ちますが、メンバーそれぞれお互いに対するイメージは変わりますでしょうか。
大森元貴:変わらないんですね。やっぱ当時感じた人柄のよさだったりはやっぱずっと変わらないし、みんな上々に楽器は上手になってきますけどね。でも特に何か変わったって言うのはいい意味でないですね。
ー他のメンバーたちはいかがと思いますか。
大森元貴:いや、でも本当に変わらないよね。
髙野清宗:関係性とかも全然、会った時と全然変わらないんですし。
藤澤涼架:髙野くんは年が一番上なので、やっぱ最年長、一番年上の人として、すごくしっかりしようと言うか、なんか格好つけてましたね、最初の頃(笑)!
全員:(笑)
大森元貴:今弄られ役なんですけど、当時は本人がその自覚がなくて、自分はこう、格好いいキャラで行こうみたいで、でも僕らは最初から弄られ役だと思ってたので、ずっと変わってないです、印象は!高野自身が自分の印象が変わってきた!
藤澤涼架:確かにそれはある!自分を知っていたんって!
全員:(爆笑)
ー高野さん自分はどう思いますか。
髙野清宗:でも本当にこう活動通して、自分の立ち位置とか、そういうのが段々わかるんだと思うし、メンバーそれぞれの個性だったりとかも活動を通して、時間の中で上がっていくこともすごいたくさんありまして。
ーちなみに、高野さんはこの間リーダーになりましたよね?
髙野清宗:はい。Mrs. GREEN APPLEのリーダーって、なんだろう…バンドマスターが大森で、その元でっていうか、他の4人をまとめるがかりとして、リーダーがいるわけという感じなんで、特別に自分がなにかを決めたりとか、自分が何かをするっていうのはあんまりないんですけど、でもやっぱりリーダーって言う名前があるから、自分として何かまとめたいな、引っ張っていきたいなって、気持ちだけはありますね。
ーリーダー変更の理由を聞かせていただいてもよろしいでしょうか。
大森元貴:日本のテレビ番組で占い師の方が占ってもらって、一番運勢のがいいのが髙野だったんですよ。で、髙野をリーダーにすると、バンドの運勢がよくなるって言われたので、「じゃ、髙野がリーダーに!」って番組内で決まった!(笑)
ーなるほど!それでは、元リーダーの若井さんから、何かアドバイスはありませんか。
大森元貴:いいね!面白い!
若井滉斗:アドバイスか!新幹線では寝れないように!
全員:(爆笑)
大森元貴:リーダーだからね!
ーへぇ?!何かエピソードはありますか?
若井滉斗:僕、結構移動中すぐ眠くなっちゃうタイプなんですけど、リーダーとして、ちゃんと新幹線で起きて、ライブのことのチェックしたりとかっていうのをしなくちゃという我慢で、それがリーダーの仕事なんだっていうのを思ってたんで、でもすぐ眠くなっちゃう、そうしたら、大森にすぐ「もう寝てるよ!」みたいな。
大森元貴:リーダーはね!まとめなきゃいけないので。いつでも気持ちを安定にしなきゃいけないから。だから、大変だと思います。
藤澤涼架:リーダーイークワル寝れない!
ーそれは10月からですね。
髙野清宗:10月からです。
ーそれでは今回台湾に来る時点にはもうリーダーになりましたね。
髙野清宗:そうですね、寝れないですね。
若井滉斗:本当?
髙野清宗:ちょっと寝ました!(笑)
若井滉斗:めちゃくちゃゲームやってますよ!
髙野清宗:バラすな!
全員:(爆笑)
ーメジャーデビュー5周年を迎えますが、改めてご心境を教えて下さい。
大森元貴:もう5年経ったのか、結構早かったね。僕らはインディーズ期間短くて、すぐデビューになったので、すごい最初は焦った気持ちだったりとか、それはすごく大きかったんですけど、やっと5年経つ今、自分らの音楽に余裕を持ってやっと向き合えるようになったのかなっていうふうに思いますね。あっという間の5年間でした。
ーMrs. GREEN APPLEって本当にすごいと思いますね。すぐ広い会場に立つし、いろいろなタイアップもありまして……
大森元貴:ありがたいですけどね。すごい僕ら目の前のことを一生懸命ここやってきたんで、振りかえてみると、すごい5年間だったんだなと思います。
ーデビュー当時は5年目の目標を設定しましたか。
大森元貴:5年目のことを考えたんだけど、でも活動し始めた時に、海外でもライブしたいってずっと言ってたんで、今回台湾の単独公演ですごく叶うので、また今日と明日のライブを終わって、また次の目標を見えるのかなっていう感じですね。
ー今回の台湾公演は何か特別な内容は用意してますか。
大森元貴:日本であんまりやらない曲をやりますね。日本で本当にライブハウスの時に、インディーズ時代にずっとやってた曲だったりとかというのを初心に帰ってやらせてもらいたいと思ってます。
ー昔の曲を久しぶりにやるということで、緊張しますか。
大森元貴:すごい懐かしい気持ちみたいよね。
藤澤涼架:そう!
大森元貴:でも、緊張してます!久々にやる曲やっぱあるからね。
ー新しくアレンジしますか?
大森元貴:そんなに大幅に変えてはないんですけど、やっぱ当時聞いてた感じとはちょっと違うかもしれない。
ーMrs. GREEN APPLEのライブって、よく一つの曲を演奏するたびに、少しずつ少しずつ新しい要素を入れてると気がしますが…
大森元貴:確かに、でも入ってるは入ってるよね、今回も。ちょっと変わってだと思う。
藤澤涼架:確かに。
大森元貴:今回ライブハウスでやるっていうので、ちょっと初心に戻ってるなんであんまり大きな変化は加えずにやると思います。
ー気持ち的にはいかがでしょうか。
大森元貴:海外でできるのはやっぱ嬉しいですね。やっぱ日本で単独公演できるようになった時も、すごく嬉しかったですけど、なんかそれとまたちょっと違うね。本当に考え深いですね。
ー来年のアリーナツアー「エデンの園」について、追加公演も決定されました。どんなツアーにしようと思いますか。
大森元貴:言っちゃっていいの?
藤澤涼架:はい。
大森元貴:主体性、本当に来年5年目になるので、メジャーデビュー。5年後全部一つのライブにギュッと詰めたいような、Mrs. GREEN APPLEのフレーズ1が完結するようなライブですね。
ー5周年を記念するために、何か計画を出す予定がありますか。
藤澤涼架:おお!
大森元貴:それはどうだろうな~
藤澤涼架:秘密です!
大森元貴:内緒かな、それは?!
ー言える範囲で教えて御願いしてもよろしいでしょうか。
大森元貴:やっぱ5周年なんで何かしら….
藤澤涼架:そのままをお返しする!5周年から何かあるんじゃないかなって質問で、5周年で何かしら……(笑)
大森元貴:でも喜んでもらえるようなことを考えてますね。
ー新しい挑戦とかはやってみたいですか。
大森元貴:今ではやっぱり新しいものっていうより、まずアリーナツアーでその第一章、フレーズ1が終わるっていうところで、そこにいまは意識してますね。それが終わって、きっと新たな気持ちになると思いますね。
文:MeMeOn Music / 写真: MeMeOn Music
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