ボーカルのTOSHI-LOW、ギターのKOHKI、ベースのMAKOTOとドラムのRONZIで組んだ BRAHMAN が台湾バンド Fire EX. ( 滅火器 )の《海上的人》十週年巡演公演へ出演。演出前、インタビューさせていただいた。
ー2017年のFIRE BALL FESTIVAL、そして2018年のRUSH BALL FESTIVALでも Fire EX.と共演しました。仲がかなりいいと思います。Fire EX.と知り合って以来、何か印象に残るエピソードはないでしょうか?
TOSHI-LOW:Samが日本に来た時に、何回会ったけど、あんまりしゃべったことがなくて、細美武士と一緒にいて、細美武士の台湾の友たちなんだなくらいだった。でも、俺たちが2002年に台中にライブをやった時の写真があって、その写真をもう一回みてたら、すごい前のほうにSamがいて、「あ、Samは俺たちのファンだったんだ!ごめん!」って(笑)。そこで、みんな結びついた気がする。
ー昨日発表された<兼愛非攻>はFire Ex.とのコラボ曲です。中国語の歌詞もあって、製作する時、何か大変したことはないでしょうか?
TOSHI-LOW:一緒にスタジオに入れないから、俺たちは自分たちの部分を作って、それを送って、台湾組でアレンジして、それを俺たちがまだリアレンジして、っていうやる作業だったので大変でした。
ー曲のコンセプトとして、最初はどうやって決めますか?
TOSHI-LOW:自分たちのベーシックになる曲、アイディアがあって、それを「どう?」って送ってみて、お互いにキャッチボールしました。だから、コンセプトというよりはコンセプトを育てるみたいな。その中で、「ああじゃないか?」、「こうじゃないか?」って考えてみれば、それがコンセプトになっていく。リリックに関しては俺がアイディアがあったので、Samに言って、Samもそのアイディアを知ってるから、それを育てて大きくしてる。
ーこのタイトルのインスピレーションはどこから得られましたか?
TOSHI-LOW:墨子!
ーなるほど。 BRAHMAN さんのライブはすごく盛り上がっていて、普段メンバーの皆さんはどうやって体をつくりますか。
RONZI:ラーメンをよく食べる事ですね(笑)。
KOHKI:お酒を飲むね(笑)。
ー前回インタビューさせていただいた時、パンクを通して、何かメッセージを伝えて、戦争と戦って、本当の平和になるように頑張ってるとTOSHI-LOWさんがおしゃっていました。実は台湾でもいろいろな社会問題があって、その上、来年1月に総統選挙も予定されているし、より平和な社会になるために、音楽ができない、ステージに立つことはできないファンたちにどのような行動はおすすめですか?
TOSHI-LOW:選挙すればいい。香港に関して考えれば、Their future like Taiwan, which raise your best, you have to decide a way about safety, freedom carefully. Just that.
ー写真集《天上天下》が発売されました。「天上天下唯我独尊 」 というキーワードから出たタイトルなんです。ただ、唯一生きる意味を自分で探さなければいけないとはみんなわかってると思いますが、決してそんなに簡単ではないです。特に社会人になる時、30か40代に入る時とか、こういう時期はみんなすごく自分の生きる意味について考えてます。BRAHMANさんご自身の経験やファンに向けのアドバイスを教えていただけますでしょうか?
TOSHI-LOW:バンドをやればいいんじゃないかな。
RONZI:20代からずっとバンドしかやってないから、仕事してる方たち全員をリスペクトしてる。それぞれ頑張って仕事してて、みんなかっこいいなと。まず今やってることを頑張ってやっていくのがいいんじゃないですか?
ー《鬼弁》の発行は台湾にも話題になりましたけど……
TOSHI-LOW:台湾語バージョン出したいですね。
ー台湾のファンたちも「もし今回のライブで《鬼弁》買えればいいな」という声もありますよ。
TOSHI-LOW:あれば良かったのにね!
ー他のメンバーさんは食べてことがありますか?
KOHKI:まだない。
RONZI:作ってよ!
MAKOTO:つけ麺弁当食べたい。
ー何回も台湾にいらっしゃったTOSHI-LOWさんは台湾料理から何かヒントは得ていませんか?
TOSHI-LOW:まだ八角入れたことがないので、入れてみたいです。
ー最近日本でも台湾料理がすごくはやってるみたいんですけど。
TOSHI-LOW:すごいね。いつかタピオカ丼にして流行らせてあげたいね(笑)。
ー実はタピオカ火鍋がありますよ。
RONZI:そんなのがあるの?!
ーありますよ!火鍋の上にタピオカを乗せる……
RONZI:まじで?!!
ーでも台中しか売ってないんですが…
TOSHI-LOW:いけるんじゃん!明日!
RONZI:それは食べてみたいです!
ー今回台湾にいらっしゃって、何か体験したいことはないでしょうか?
RONZI:タピオカ火鍋食べたいです!あと牛肉麵!
MAKOTO:滷肉飯。
TOSHI-LOW:食べ物とかでも、そのカルチャーが日本に入ってくる、いいことだと思っていて、やっぱり日本のものが台湾にくるだけじゃなくて、台湾のものも日本にきたり、そういうの物がいっぱいあるのがすごい良いことだと思う。だからアジアの国はみんなそれが行き来できるといいなと思うし、まだまだおいしいものが近くの国にいっぱい隠れてるから、そういうのを探していくのもいいなと思います。
ーFire EX.との交流として、最終の目標というか、理想像は具体的にありますでしょうか?
TOSHI-LOW:Samが大統領になったら、台湾にみんなで住んで、すごい良い老後を過ごそうとと思います。細美武士も呼んで(笑)
ーかしこまりました。(笑)今夜の演出について、どのようなライブにしようと思いますか?
RONZI:今日そのコラボ曲初めて演じるんで、まだ一緒に演奏したことないから、それが不安の部分もある。どんな感じになるかなっと。
TOSHI-LOW:<兼愛非攻>覚えました?みんな覚えました?
KOHKI:たぶん。
TOSHI-LOW:今回、俺たちが出るアナウンスがソールドアウトの後だったから、Fire EX.のお客さんしかいないから、どうなるかな……
ー不安ですか?
TOSHI-LOW:不安…ですね。
ーそのため、何か日本と違う、特別な用意はありますか?
TOSHI-LOW:ないですね。
ーBRAHMANそのままを出す……
TOSHI-LOW:それが一番俺たちの演出だと思ってるので、いつもどこでも全部をやり尽くすっていうのがいいと思います。
ーすごく楽しみにしております。最後に、台湾のファンにメッセージを御願いします。
RONZI:小籠包のような熱いライブをします!
TOSHI-LOW:最後まで食べ物の例えなのね…
文:MeMeOn Music / 写真:火氣音樂
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