The fin. が先月、台南で開催された Vagabond Festival に出演した。 4 年ぶりに台湾に戻ってきて、熱い雰囲気で会場を満たした。終演後、ボーカルの Yuto Uchino に特別インタビューを行った。
ーまず、浪人祭 Vagabond Festivalに参戦した感想はどうですか。
ステージタイムがちょうど夕陽が沈む時間で最高の景色と一緒に音楽を演奏できる素晴らしい体験ができました。オーディエンスも自由に音楽とフェスを楽しむ姿勢が見れて良かったです。素晴らしいフェスだったのでまた是非戻ってきたいです!
ー4年ぶりに台湾に来て、何か美味しい物を食べたり、どこか散策したりしましたか。印象に残っていることや楽しかったことなど、エピソードを教えてください。
台南では海鮮料理を食べました。エビや貝類を食べたのですがすごくおいしかったです!味付けは少し日本の風味も感じるものもあって親しみやすかったです。あと友達が経営しているThink Pizzaというお店にも行きました。素敵なお店なのでピザが食べたい人は是非行ってみてください。
ー今回は他のアーティストのライブを見ましたか?注目しているアーティストはいますか?
同じステージのバンドはいくつか見ました。どのバンドも素晴らしかったです。台湾のバンドシーンは好きでよく聞いているので実際にフェスに出て現地の雰囲気を感じれてよかったです。同じ日本出身であるDYGLのライブも台湾で観れたのはフレッシュな体験でよかったです。
ーコロナの影響は多くの人の生き方や考え方を変え、特に音楽業界では、デジタル配信やライブストリーミングの普及が加速しています。The fin. さんの創作に関する考え方にも影響を与えているのでしょうか。ストリーミングの普及が加速しています。The fin. さんの創作に関する考え方にも影響を与えているのでしょうか。
デジタルやライブストリームだけでなく、社会全体の変化を受けながら音楽を作っているなと感じます。価値観の多様性と収束が同時多発的に追いつけないくらいのスピードで起こっていますよね。社会全体が混乱の時期にあるからこそ表現者としてやれることはたくさんあるなと感じています。
音楽だけでなくアートは社会の写し鏡という役割があるのでどのアーティストも様々なアンサーを出しながら活動しているなと。音楽は常に社会の変化と共に進化を遂げてきたので難しいなと思う反面、わくわくすることもあります。
ーコロナ期間中、アルバム《Outer Ego》をリリースしましたが、約4年経って、新しいアルバムを出す予定はございますか。今後の活動予定を教えてください。
現在新しいアルバムを制作中です。来年には発表できると思うので楽しみにしていてください!台湾にもまたライブで訪れることができると思います。
ーコロナ後、海外に参戦する台湾のファンもけっこういますが、日本やイギリスのおすすめの穴場があればぜひ教えてください。
もし車やバイクを運転できるのならレンタカーをして少し郊外をドライブしてみてください。綺麗なスポットや神社やお寺が沢山あるので素晴らしい体験になるはずです!ロンドンならBeavertownのブルワリーがおすすめです。休日には様々な新鮮ビールが飲めます。ビール好きは必見です!
ー台湾の皆さんへ一言お願いします。
いつも暖かいサポートと応援ありがとうございます!来年は久しぶりにワンマンライブが台湾でできると思うのでみんなに会えるのをとても楽しみにしています!新曲も出していくのでお楽しみに!
文:迷迷音
照片:Renzo Masuda