雨のパレード 《Face to Face》インタビュー  クリスマスの理想の過ごし方は?

雨のパレード 、異例となる今年2枚目のニュー・アルバム《Face to Face》が台湾でもリリース!今年1月、蔦谷好位置を共同プロデュースに迎えた4thアルバム《BORDERLESS》を発表後、新型コロナウイルス感染拡大の影響により全国ツアーが中止になった。でも、彼らはそこに止めるわけではない。リスナーに直接音楽を届けることができなくなった今、自分たちに何ができるかを考えた答えとして、今年2枚目のニュー・アルバムを作り上げた。今回は2020年を象徴する今作への思いを、福永浩平(Vo)、山﨑康介(Gt)、大澤実音穂(Dr)メンバー3人に訊いた。

ーニューアルバム《Face to Face》をリリースすることを決めたのはいつ頃だったんですか?

福永浩平:《BORDERLESS》というアルバムを一月にリリースして、そのツアーを回っていたんですが、コロナの状況になり、途中でツアー中止する形になってしまい、ファンの皆様に何をしたら喜んでもらえるかなと考えた結果、『Face to Face』、今年中にもう一枚アルバムを出そうということになりました。

ー前のアルバム《BORDERLESS》では共同プロデューサーに蔦谷好位置を迎えて作り上げましたが、その経験を通して、今回の作品に生かたものはありますか。

福永浩平:僕らと蔦谷とやる前に四人体制で活動していて、スタジオでセッションで構築していくっていう曲の作り方を取っていたんですけど。まあ、メンバーの脱退のタイミングのもあって、以前から道具を揃えていたり、興味もあったものの、パソコンのDAWに向かって曲を構築するっていうやり方、そのタイミングで変えてみました。そのタイミングで蔦谷好位置さんとご一緒させてもらう機会をいただいたので、凄い色々教わることがあって、凄く人も素晴らしい方で。で、そういう色々学べた部分を今回は作品でかなり活かせてると思います。

あと歌詞とかもね、結構蔦谷さんのおっしゃったことを活かせたかな?言葉まではいかないけど、言葉尻を合わしたりみたいなすることで、歌のグルーヴ感はもっとできるかな?全体的なグループ感を、っていうのも今回は意識した歌詞にもなっています。

ー1曲目の〈scapegoat〉、音が左右から流れてきて、不思議な空間を生み出した。オープンニングとして、すごく強い印象を受けました。今回は宅録が多かったみたいですが、難しいと感じた部分はありますか。

福永浩平:この面に関しては、難しいとかを感じたことがなくて…

山﨑康介:ないね。

福永浩平:凄い楽しめて、三人で自宅で色んな音遊びをできたかなと思っております。で、その前作を経て、なんか色んなエゴみたいな物がなくなって、レコーディングスタジオで録る素晴らしい音もあるし、宅レコでしか録れない素晴らしい音っていうのも凄いいっぱいあるなというのも感じたので。その経験も活かせて、今回はおっしゃっていただいた「scapegoat」の左右から流れてきてる音などは完全に家で録ったもの、そのまま使っていたりもするので、そういう色んな物が合わさって、いい作品になったかなと思っております。

ー《Face to Face》をリリースする前、12月2日から3週連続で〈scapegoat〉、〈if〉、〈Child’s Heart〉先行配信リリースされています。この3曲を選んだ理由を教えて下さいませんか。

福永浩平:そうですね、単純にかなり自信があった三曲っていうのもあって。僕らのバンドのレコード会社を含めたチームの中でも、かなりどの曲を使うっていうのが凄い最後まで悩んでいて、それはどれもいい曲って言ってくれてるのは凄いいいことなんですけど、なんか皆のリアクションが気になったし、一曲に絞れないっていうのもあって。やっぱりこの三曲全部押したいな。他にもあったんですけどね。その中でもこの三曲は先に皆に聞いて欲しいなって思ってるし、今ってやっぱリリースされたら、ほぼ皆の手元にある状態から始まったりもするので、サブスクだと。そこからどうやって皆により多く聞いてもらえるようになるのかなっていうのはこの三曲を出して、リアクションを見て、格好思いつくことがあったりするのかなみたいなのは考えておりました。

ー《Face to Face》は新型コロナウイルスの影響を受けて生まれたアルバムではないかと思います。自分の居場所はどこにあるのか?自分の存在意味は何でしょうか?と自問自答するような歌詞はたくさんあります。憂うつや悲しみを感じながらも、前向きな明るさも感じられます。このアルバムを完成した今の心境はいかがですか?

福永浩平:ありがとうございます。そうですね、完全にゼロから三人で作り上げるアルバムっていうのは今回が初めてで。で、前作蔦屋さんとの作業もそうだったけど、色々新たに挑戦していた種をまいたことが、その芽を出してきて、自分たちのしっかりとした技術にもなってるし、やりたかったアイデアっていうのは凄くいっぱいできている状態なので。今は凄い自信を持っていて、この作品を作り上げたことによって。だから誰にも負けない気持ちはあるし、もっと作品を作りたいなという気持ちになれています。で、この新型コロナウイルスの影響はもちろんいっぱあって、この時期じゃないと作ることができなかっただろうなという曲はたくさんアルバムに含まれているので、ぜひ世界中の皆さんに物語を共有してると思いますので、皆さんに響くアルバムになったんじゃないかなと思っております。

ー雨のパレードさんにとって、今では音楽に関して最も大切にしている部分は何でしょうか。

福永浩平:僕はやっぱり洋楽風な新譜とか聞くのが大好きなんですけど、やっぱりサウンドとしては凄い新鮮味とか新しいさが僕らしか出せてないっていうものを提示したいっていう気持ちは凄くあるので、そこを凄く大事にしています。で、今は僕にしか書けない歌詞で、僕にしか歌えられないものを歌うべきだなと思ってる時期なので、そういう曲の方が多くの人に支えるかなと今思っています。だから、そういうものにこれからも挑戦していけたら嬉しいかなと思います。

ー時代の流れに沿って、”Zoom”を使い、オンラインで”Face to face”するゲリラ・ライブを行ないました。ご感想を教えて下さいませんか。

福永浩平:これは楽しかったですね!

大澤実音穂:うん!楽しかったです。

山﨑康介うん!

福永浩平:そう!

福永浩平:まあ、僕らのチームからね、大切なチームからその提案でいただいたその企画で。アコースティックライブをさせてもらったんですけど、凄いロケーションもいい所だったし、アルバムを出す前に、アルバムの曲をアコースティックアレンジさせてもらったんですけど、凄く楽しかったですね。

山﨑康介:うん、楽しかったですね!

大澤実音穂:いや、なんか思ってる以上の人が見てくれるっていうのが!

山﨑康介:そうだね!

大澤実音穂:本当十人くらいかなと思ってたら、七百人以上見てくれてて、今その七百人集めることはできないから、簡単にって言ったらあれなんですけど、zoomでね、オンラインでも繋がれる感じが凄い嬉しかったですね。

山﨑康介:普段zoomって言えば結構会議とかで使ってる人が多いから、なんか音質だったり、画質だったり、その印象はそこまで期待してないですよ、zoom自体にね。でも、今回はオンラインライブでは結構音響だったり、映像だったり、結構zoom上でも、ちゃんとオンラインライブとしてのクオリティを保ってる技法でやったんで、だからそれでちゃんとオンラインゲリラライブできたっていうのは素晴らしい、自分たちにとっても凄い過程になったし、いい物は届けられたんじゃないかなと思います。

福永浩平:音質も画質もよかったですね!

山﨑康介:よかったねー!

ークリスマスの理想の過ごし方を教えていただけないでしょうか?

福永浩平:そうですね、僕は完全に家で!

大澤実音穂:分かる!家がいい!

山﨑康介:そうだね!家とか。

大澤実音穂:クリスマスっぽい映画?

福永浩平:あー…いや…

大澤実音穂:違うんだ?

全員:(笑)

福永浩平:その時観たいやつってありますね。

山﨑康介:ほぼ日常…(笑)

大澤実音穂:日常だよね。

福永浩平:まあ、ラブ・アクチュアリーとかはまあ、いいかな?

大澤実音穂:あー!いいね!

福永浩平:いい感じですね!お二人はどうですか?

山﨑康介:さあね、でもやっぱりゆっくりっていうのは、クリスマスだからって言ってね、皆でわいわいとか、パーティーとかするのはちょっとあまり好きじゃないんで。でも大切な人だったり、家族だったりと、まあ、ゆっくり過ごすのが一番いいんじゃないかなと思います?

大澤実音穂:私もやっぱ家が好きなので、家で。家だけど、ちゃんとクリスマスツリーを置いたりとか、やっぱそれっぽいことをちゃんとその日限定で

山﨑康介:まあ、ちょっとケーキ買ったりとか

大澤実音穂:そう、ケーキ買ったりとかやりたいですね。

福永浩平:自宅のホームパーティーでいいんじゃない?いいんですね!まあ、我々はライブするんですけどね!今年は。

全員:(笑)

福永浩平:嬉しいことにね!

ー来年の目標や挑戦してみたいことを教えて下さい。

福永浩平:私は陶芸家になります!

山﨑康介:私は体力作りをします。

福永浩平、山﨑康介:(笑)

大澤実音穂:私も色々挑戦します!

福永浩平:バンドとしてはね、やっぱ今年は凄い色んな大変な状況で、何をしていいのかあまり分からなかったですけど、間違いなく奮闘できたなって思うし、結果じゃないけど、その形として、皆に喜んでもらえる物を作れたんじゃないかなって思うので。2021年はまだ見えないですけど、どんな形であれ、皆が喜んでくれる僕らでありたいなと思います。これからもよろしくお願いいたします。

山﨑康介、大澤実音穂:よろしくお願いいたします。

ーMeMeOn Musicの読者にメッセージを御願いします。

MeMeOnの読者の皆さん、大家好!雨のパレードです!

僕たちは日本で活動している三人組バンドでございます。

2020年は僕ら一月にアルバムを出して、ツアーを回っていたんですけど、

コロナの影響でそのツアーは中止になってしまい、

皆が何をしたら喜んでもらえるのかなと考えた結果ですね

今年中にアルバムを出そうと思い、台湾だとね、クリスマスに

また新しいアルバムがリリースされることになりました。

ありがとうございます!

《Face to Face》というタイトルで、

本当に過去最高傑作だなと思える作品ができましたので、

台湾にも必ずね!落ち着いたら、

この状況を落ち着いたら、ライブで伺いますので、

その時はぜひ皆さん、足を運んでください!

よろしくお願いいたします!

文:MeMeOn Musc / 写真:Guts Records