今年2月にデビュー10周年を迎えた人気バンド SEKAI NO OWARI 、ニューシングル《umbrella/Dropout》を6月24日に発売。〈umbrella〉は 玉木宏 と 高橋一生 の共演ドラマ《 竜の道 二つの顔の復讐者 》の書き下ろし主題歌として起用されている。〈Dropout〉は「au 5Gその手に」篇CMソング。同シングルの初回盤Bと通常盤のアートワークとして、ボーカルのFukase自らの描き下ろした絵が使われた。今回、SEKAI NO OWARIのメンバー4人に、ニューシングルについてお話を伺いました。
ー〈umbrella〉について、傘の擬人法をテーマとした歌詞がとても心に響きます。このキーワードの傘(ビニール傘)が頭に浮かんできたきっかけはなんでしょうか?作詞する時に大変なことはありましたか。
Fukase:きっかけというきっかけは無いんですけど、傘の中でもビニール傘、言ってしまえば使い捨てではないですけどそれに近い存在というか。雨が降っているときはお金を出して買うけれども、雨がやんでしまえば荷物になるし、自分の所有しているものという感覚も薄くなっていく存在をテーマにして歌詞を書けたら面白いのかなと思って、書いてみました。
ーインタビューで、〈Dropout〉はFukaseさんが以前ドロップアウトした後、未来に対して彷徨ってる話をもとに書き下ろされた曲だと話されていました。そこで、台湾では、六月はちょうど学生が卒業して人生の次のステップへ踏み出す時期です。今後の自分の将来について迷ってる人もいると思いますが、そんな人たちに対して何かメンバーからアドバイスはありますか?
Fukase:長い人生の中で、時には逃げる勇気というのも必要な場合があります。社会に出て息苦しさを感じたら、自分は今「耐えて」いるのか「頑張って」いるのかを考えてみると良いかも知れません。
耐えていると感じる場合、あまり自分を効率良く使えなくなるので、勇気ある逃走も一つの手かと思います。
ー新型コロナウィルスの感染拡大によって、ライブもアルバムリリースも延期になりました。レコーディング作業の方も大変じゃないかと思いますが、実際はどうでしょうか。
Saori:シングル二曲は緊急事態宣言前でしたので、マスクを着用して気をつけながらマスタリングまですることが出来ました。
ーコロナで音楽のあり方やライブの可能性に対する考え方など、いろいろな変化が生 まれたわけですが、オンラインライブ以外にも、「バーチャル渋谷」を試したSEKAI NO OWARIさんにとって、コロナ終息後、音楽、そしてライブのやり方はどこへ向かうのか、どのように進化していくのかと思 いますか。
LOVE :今回オンラインでのイベントに参加してみたりして第一に思ったのは実際のライブのエネルギーや会場の一体感に変わるものが無いということを強く思いました。
しかし、オンラインでしか出来ない、まだ誰もやっていない表現というものもこれから生まれてくるのではないかな、とも思うのでとても楽しみでもあります。
ライブを配信する事に関しては、物理的に会場に足を運べない方が自宅で楽しめたりするようになるのはとても素晴らしいことだなと思います。
ー最後、台湾の読者にメッセージをお願いします。
前回台湾に滞在した時は初めて観光する時間を確保することができたので、九份や十份に行ったり楽しむ事が出来てより台湾の思い出が増えました。またライブをしに行ける日を楽しみにしています。その時まで皆さんの健康と安全を願っています!
ダウンロード/ストリーミング/CD購入の情報はこちら https://www.universal-music.co.jp/sekainoowari/umbrella/
文:MeMeOn Music / 写真:ユニバーサルミュージック
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