【MeMeOnインタビュー】薬師寺寛邦 キッサコ 「音楽活動は、1つの修行の場」

薬師寺寛邦 キッサコ (Kanho Yakushiji Kissaquo)がついに、12月6日に初の台湾公演を決定し、大きな話題となりました。今回、台湾公演を前に、今までメディアにはほとんど出ていない薬師寺寛邦 キッサコをお迎えし、いろいろなお話を伺いました。

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ー以前、他のインタビューにてR&Bが好きで、「BOYS Ⅱ MEN」をカバーしたりしたと伺いましたがR&Bに触れたきっかけはなんでしょうか?

京都のボーカルスクール「Dee-cool」の(故)渡辺大之伸氏に師事し、大之伸師より、

SoulやR&Bの音楽を学んだのがきっかけです。

 

ー正式な最初のライブはお寺で行なわれたみたいですが、お寺でやるのと、ライブハウス、そしてホールでやるのってやっぱり違うじゃないでしょうか?台湾のお寺でライブをやってみたくないでしょうか?

ぜひ台湾のお寺でもやってみたいです。お寺は、木造建築が多いので木のぬくもりが、音を優しくさせる気がします。また、お寺でライブするということも本来の形であると考えてるので、国内外問わず、様々なお寺でライブをし、そこにたくさんの方々が集まり、何かを共有できたら嬉しいです。

 

ー『般若波羅蜜多心経』を歌詞にするのはすごい発想だと思いますが、音楽と仏教を掛け合わせた表現方法を探すのは決して簡単ではないでしょう。この件について、ご心境やエピソードを教えて下さいませんか?

音楽は学生時代から始めていたのですが、その中で音楽は仏教と繋がる部分が多いことを感じ、僧侶になり、今まで続けていた音楽で仏教を伝えることはできないかと強く思うようになりました。

そこで、「お経」をアレンジして、様々な世代の方に聞いていただけるものはできないかと思い、お経の中で一番ポピュラーと言える「般若心経」、これに声を重ねてコーラスアレンジして制作したのが、「般若心経 cho ver.」です。

最初、こちらをSNSにupさせていただきたところ、有難いことに様々な反響、たくさんのコメントをいただき、今では台湾・中国をはじめ、海外の方々にも聴いていただける機会が増え、「般若心経」そして、「お経」というものの力を自分自身、改めて感じる機会をいただきました。

 

 

 

ー副住職の仕事と音楽活動の間に、どうやってバランスをとりますか?

生活の基本はお寺での仕事・法務を中心に考えておりますが、ライブなど音楽活動は、1つの修行の場と捉え、それをまたお寺に持ち帰り、自分の糧にできればと思っております。

 

ー『般若波羅蜜多心経』以外、歌ってみたい経典はありますか?

世尊偈。

 

ー今後コラボレーションしたいアーティストを教えて下さい。

各国のアーティストの方とコラボしてみたいです。国を超えて、ともに表現できたら嬉しいです。

 

ー未来、入れてみたい、試してみたい新しい要素はありますか?

前の質問と同じになりますが、般若心経を通して、各国のアーティストや楽器と一緒に奏でてみたいです。それを集めてアルバムにしてみたいと思っています。

 

ー台湾に対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか。

実は今回のツアーで初めて台湾に行かせていただくのですが、前々から1度は訪れたいと思っていた国でしたので、こうして12月にライブで行けることとなり本当に嬉しく思っております。

謝謝!

 

ー今回のアジアツアーはどんなライブを作りますでしょうか。

今回、ツアータイトルを「縁-yuan-」とつけました。やはり、人生において一番大事なものは、「つながり」です。そして、般若心経とは、「つながり」のお経だと思っておりますので、このツアーを通して、またたくさんの方とつながって、そして、そこから生まれる「和合」を共有できればと思います。

 

 

 

【演唱會情報】

live tour 2018「缘 -yuan-」 台北場

日期:2018.12.6

地點:台北 Legacy

 

文:MeMeOn Music / 写真提供:Echo Arts+