MONKEY MAJIK が4月7日に台湾にライブを開催。公演前、インタビューさせていただいた。メンバーみんなが優しくて、宗教、AIについてもすごく面白い話ができた。お見逃しなく!
ー3月21日に11th ALBUM 《enigma》を出しましたが、製作中に特に何か面白いエピソードや難しいことがありませんか。
Blaise:今回のアルバムは面白い流れで作りました。いろいろな大変なチャレンジがあったし、プライベートの中でも大変なことがあったし。去年、全県ライブを回ったし、いろんな所からインスピレーションがきて、すごい良い感じで良いアルバムができましたね。宗教の雰囲気も入ってるし、いままでやったことないことばっかり、すごく面白くて、神秘的なアルバムですね。
Maynard:チャレンジっていえば、一番のは二人のお母さんがなくなったことです。ずっと病気かかってて、バンド活動しながら、カナダに行ったりきたり、そうやってみんなに迷惑かけちゃって、迷惑っていう言葉がちょっと違うかもしれないですけど、やっぱりメンバーとスタッフの皆さんがすごくうちらを支えてくれてることがすごく力になったし、ファンの方にもやっぱり1日でも早く新曲聞かせたいし、それがすごい僕とBlaiseにとって大きいな発見っていうか、素晴らしいスタッフ、メンバーがいて、ファンの温かいメッセージを頂いて、すごく助かった。皆さんのためのアルバムではないかなと思いました。
ーお母さんが亡くなったということで、作った曲をリメイクすることがありますか?
Maynard:作った曲をリメイクするじゃなくて、ゆっくりと1年半近くかけて作ったアルバムだね。この中の<Fight This Storm>という曲がお母さんのために作ったんですけど、それがまだ終わってない時に亡くなったので……でもとにかく宗教とかに関するすごくディープな歌詞もあるし、楽しい曲もあるし、人生のように谷山があって、いままでのアルバムと全然違って、すごい深いアルバム。
Blaise:びっくりした!終わってから、すごい綺麗な物が!そんなに綺麗なものだと思わなかった。
ーさっきおしゃった通り、<Venom>は仏教とクリスチャンのハーモニーといったことがあるし、<40 days>の“40”という数字も聖書に出てくるし、メンバーみんなが宗教に深く影響されてるではないでしょうかと思います。
Maynard:もちろん。多分どの人間でもある程度そういう影響はあると思いますね。信者じゃなくでも、やっぱ人間は人間で、何かを信じてると思います。そういう意味で、影響される歌詞はあると思いますよ。でもどっちかというと、興味を持ってるということかな。やっぱ仏教でもキリスト教でも、文明が始まった頃からの長いストーリーとか、教えてくれることがたくさんあるじゃないですか?そういうものにすごく興味があって、インスパイアされてます。
その40と言う言葉、いろんな宗教にとってもすごくパワーがある数字なんだ。歌詞にはそういうシンボルを書けば、すごく面白くないですか?映画と同じように、物語にいろんなシンボルが入っていくと深くて熱いものになる。でも仏教のほうも、特に<Venom>も面白いなと思いましたけどね。
tax:一回壊して、また新しいものを作り上げるっていうのは、いままでそうやってみんな繰り返して大なり小なりそうじゃないですか?個人的にも生活してでもそういう瞬間ってたくさんあって、でもそういうことを意識することによって、また違う明日が待ってるっていうことはみんな共通に見えることなんで、それはより絶望的な苦しみみたいなものを自分でしっかり経歴するのはやっぱり大事なのかなって。
僕は日本人だから、日本人ほどんとの人って神道時々仏教、割と適当な宗教観(笑)本当にそんな感じなんですよね。そんなにまじめに宗教に対して向き合ってる人って、割と少ない。でも僕がたまに趣味で山にボンって入ったりして、何もないとこに行くと、ものすごく怖い瞬間ってあるんですよね。一人でいる時、特に山の中って。でもそういう時、自分を信じるしかないというか、自分の行動一つで、人生が全て分かれてくるところ、ちょうど分かれイメージにボンって剥がされてるみたいな感じがして、その自分が試される感じがして、すごく気持ちいい。それを乗り越えると、「あ、今日も一日生きることができた!」みたいな(笑)。そういうことじゃないですか?都会に行ったって、田舎に行ったって、海に行ったって、山に行ったって、そういう苦しい瞬間、怖い瞬間っていうのを常に持つことが大事なんじゃないかなって。なんとなくそういうものを宗教に聞かれて、博したっていうのがあるのかな。だから、僕があの歌好きですね。
Blaise:このアルバムって、本当にいまのMONKEY MAJIKはここにこんな感じですよって。今年と去年ほどんと毎日母さんのために祈ってるから、ずっと当たり前に曲作る時に、そういう祈りのinspirationが絶対くるから、このアルバムを聞いたら、絶対いまのMONKEY MAJIKをきれいに聞こえると思います。
写真:MeMeOn Music