SuGさんが台湾公演の前日にインタビューを受けました。今回の台湾公演、新作《VIRGIN》、それとも来年の武道館について語っていただきました。SuG充たちぜひ見逃しないでください!
ー何回も台湾にいらっしゃって、何か体験してみたいことはありますか。
shinpei:その南のほうまだ行ってないので、ちょっと行ってみたいなと思って。
ー例えばフェスとか?
yuji:フェス出たいですね。
ー南のほうが熱いですよ(笑)。
yuji:そんなに変わらなくないって(笑)。
shinpei:やっぱ台北はさらに暑いですね。
ーそうですね。(笑)先日SuGさんが今年の秋に2nd mini albumを発行することを発表しました。どんな作品になりそうですか。
武瑠:攻撃的な作品になりそうです。
ーなるほど。ちなみに、SuGのファンのことを「パピコ」から「SuG充」に呼びようになりました。その理由を教えてお願いいたします。
武瑠:「パピコ」がしっくり聞いてなかったからだけです。
yuji:ずっと(笑)。
武瑠:(笑)。
ーでは、どうして元々「パピコ」になりましたか。
武瑠:いい言葉がなさすぎる。
masato:仕方なかったらそれを選んだ。
ーて、「SuG充」っていう名前はどうやって選びましたか。
武瑠:みんなが使ってたので。
masato:「パピコ」は募集してから選んだの。元々自分たちもこれを呼ぶのがなかった。それで、いろいろなんかアイディアを出してもらって、選んだのが「パピコ」っていう感じ。
yuji:その「パピコ」っていうのは「パピヨン」っていう蝶々がmotiveだったんですよ。て、もう、蝶々のmotiveとか使ってなくて、最初の録音だけ、一番最初の録音には使ってて、もう使ってないから、もう、何も関係がない、SuGと関係がなくなっちゃったから。
ーだから直接バンド名付けたほうがいいですよね
yuji:そう。意味がわかりやすいにしたくて、「SuG充」。
ーわかりました。そして、今年も「VersuS −極悪SuG vs 極彩SuG」やります。セットリストがほぼ異なる2日間に分けて行われたコンセプトライブっていうことで、これは音楽スタイルの違うですか?それとも人間性の善悪のことですか?
yuji:ポップかダンスが極彩。極悪がアグレッシブで、ヘビー、ダーク。
ーだから例えばヘドバンも多いですね。
武瑠:極悪が多いですね。踊れるのが極彩。
ーどっちが人気ですか。
yuji:全体は極彩。
ー初めてSuGさんのことに触れる人に勧める曲は極彩のほうですか?それとも極悪のほうですか?
yuji:SuGのイメージからは極彩より……
武瑠:極彩は多いですけど、最近は……
yuji:真ん中くらい(笑)
武瑠:どっちも合わさってSuGなので、両方。
ーそれでは、一番オススメな曲ってなんですか。
武瑠:いま新しいです。<SICK’S>。
ー<SICK’S>ですよね。新作といえば、今回のPVも特別ですね。例えば<teenAge dream>はノーカットで撮りました。これはどんな考えで撮りましたか。
武瑠:自分がスタートで最後まで歩いていけますけど。一番最後にバンドのシーンがあって、それまでに、自分がこの人生で生きてて出会った順にメンバーで行く、自分がこの人生で生きててしたので。実際に出会った順にメンバーがでてきた。なので、その流れで出すのにノーカットでやったほうがわかりやすいとのこと。あとそこから、PV作るチームとかがみんな変わってます。いままでのSuGのスタッフと違うクリエーターで作りました。
ーでは、このチームはどうやって選びましたか。
武瑠:ほかいろんな作品を見て、基本的にヴィジュアル系の作品をやったことない人とやってます。スタイリストチームもビッグバンドやってるよ。そういう普段バンドやってない人たちを使うようになりました。
ー<桜雨>はストーリーをメインにして、メンバーさんの姿を映るのが少ないです。普段、自分をアピールしたほうがいいと思うメンバーさんが多いです。これは珍しいですね。
武瑠:でもヴィジュアル系バンドのPVはそうなんですけど、その曲のプロモーションではなくて、そのバンドのプロモーションビデオになってるバンドが多いので、多分顔をアップするのが多いですけど、<桜雨>はバンドよりも<桜雨>っていう曲の世界観がいっぱい出したかったので、メンバーの表情とかを敢えてあまり見せないことによって、ストーリーを出すと方にします。
ーこの曲は歌詞から作ったそうですよね。どうしてこんな世界観がある曲を作りたいですか。
武瑠:海外に来てよく思うのは、日本に住んでる時あんまり気つかないんですけど、季節がくっきり分かれてるんで、日本は四季があって、季節が変わってて。でも桜を見て、本当に一週間とか十日しか綺麗に咲いてたので、そういう儚さみたいな、常時に儚さみたいなものに、日本人はすごい惹かれるので、自分もそういうものが綺麗だなと思ったんで、書いてました。
ー新作「VIRGIN」というタイトルは中2病を英語の言葉にしたら浮かんできた言葉みたいです。「処女」、「純潔な」意味がある「VIRGIN」というのはなぜ中2病に一番しっくりですか。
武瑠:「VIRGIN」という、すこしピュアってイメージがあるので、中2病ってピュアだからこそ起こることかなと思うなんで、それにしました。ピュアすぎる!
ーバンドにとって、音楽のピュアってなんですか。
武瑠:いろんな知り方があると思うんですけど、バンドにとって、一番ピュアな行動っていうかはファン一緒にライブをすることだと思います。実際に会って、ライブをすることが一番ピュアな恋だ。
ーSuGさんがいろんなところへ行ったことがあります。各国のファンは地方性っていうのがありますよね。台湾のファンってどんなイメージがありますか。
Chiyu:日本語力が高いね。
yuji:確かに。
武瑠:日本語が一番通じる国かもしれない。
masato:前も台湾でライブした時に日本語を喋って、全然伝わる感じがすごかったで、ありがたいですね。(笑)
ー台湾のファンが日本へ行く人は多いですか。
Chiyu:いたよね!
武瑠:いまのところタイのが多いので、台湾を負けないて欲しいんです!
ーはい!絶対負けないです!みんなに伝います!
全員:(笑)
ー今回のツアー、メキシコは初めてですよね。
Chiyu:初めてです。
武瑠:メキシコですごい人気があるみたいです。
ーそこで人気があるっていうことはどうやって知りますか。
yuji:噂で。
全員:(笑)
yuji:ネット上での反応はインドネシアは一番多いらしいです。メキシコに行けるっていうのは完全に噂で行ける、本当にファンがいるのかなっていう状態です。
masato:遠い国なんで、肌に感じ辛いこともあるので、実際行ってみて、その温度感を味わないとちょっとわからないよね。
ーそうですね。
Chiyu:一人で500枚買ってるかもしれない(笑)。
yuji:めちゃくちゃ熱中的なやつがいっぱい欲しい(笑)。
ー握手会も、一人で500巡やる人もいるかもしれない(笑)。
武瑠:500巡?!恐ろしい(笑)。
ー日本には熱中的なファンが結構いますか。
Chiyu:めっちゃ待ってる人はいっぱいいます。
yuji:地方もいっぱい来たりとか、日本から海外のライブに来てくれたりとか。
shinpei:熱狂的なファンはやっぱたくさんいます。
武瑠:男の子は増えてます。
ーバンドマンがよく男のファンが来ることに対し、嬉しいって。
shinpei:同性から好かれるのが嬉しい。
ーじゃ、男子限定のライブはいかがですか。
Chiyu:ちょっとつづ増えてきたんで、やっぱりそういうのが本当にできればいいなって。
ーわかりました。そして、「VIRGIN」の制作は昔より歌詞が先ってことが多いらしいです。どうしてそうになりましたか。
武瑠:言葉とメロディーを先に書くことが増えてきたんで。自然に出てくる。
ー歌詞を書くインスパレーションはどこから浮かんできましたか。
武瑠:思い感た言葉に、とりあえずメロディーをつけてみるみたいなの。<桜雨>とかはサビと歌詞が一番最初にありました。もう一連サビと歌詞全部あって、そこから作ってきました。
ーギターでメロディーを作りましたか。
武瑠:ギター、俺ほとんど弾けないので、DTM。
ー武瑠さんがバンド以外、オリジナルブランド『million$orchestra』、「浮気者」としてのソロ活動、映画出演など、いろいろな活動をしています。忙しい中、どうやってバランスをとりますか。
武瑠:あ、でも、クリエイティブな仕事で、ストレスを感じたら、細かい複枠にして、切り替えて、それ飽きたら、また曲を作ったりとか、種類を分けて、ちょっとつつやります。
ー前もMeMeOn Musicから「VIRGIN」に関するアンケートを答えていただいて、最近ずっとデザインをしているって。どんなデザインですか。
武瑠:次のアルバムはデザインから思いついた。
ーデザインから曲を作ったってことですか。
武瑠:コンセプトを作って、曲を作っていてという感じなんで、それのデザインが最強です。骨がいっぱい使っています。
ー次のアルバムのコンセプトはなんでしょうか。
武瑠:信念を折られても折れるなっていうことなんで、それを骨でかけて書いてます。
ーなるほど。SuGさん来年は十週年になります。この間にも2017年武道館をやりますと発表されました。それは本番直前に決めたばかりのことみたいです。どのきっかけでそのツアーで武道館宣言を言わなきゃと思いますか。武道館でどんなライブを作りたいですか。
武瑠:復活してからずっと目標であった場所だったんで、ずっと言い続けてしたんですよ。もう十週年っていうタイミングで、みんなでいままで一番大きいな挑戦にしようと思いました。
ーそれでは、武道館のライブ内容については考えてますか。
武瑠:内容はまだ考えてない。まず、それ、挑戦っていう意味は一番大きいので、どうやったら武道館できるのかっていうの、みんなが話し合ったり、あといろんなまわりの人の協力、サポートがないとできないことなので、この十週年って一番大きいなイベントに対して、ぜひ台湾からも遊びに来て欲しい、支えにきて欲しいなって思います。
ー最近、同期の、それとも後輩のバンドが解散しちゃったことが多いですよね。十週年まで続けられるバンドがすごいと思います。バンドを長く続けるコツはなんですか。
武瑠:コツは知りたいです(笑)。
yuji:うちの場合は一回活休、また再結成で、復活した時に、新しいバンドみたいな感覚で戻ってきたんで、それも一つの理由じゃないかなと思いますね。
ーメンバーさんお互いに意見が合わない時、喧嘩とかありましたか。
masato:意見が合わなかったら話し合うっていう。
ーだから、いままでやり続けられますよね。
yuji:でもあんまり意見が合わない時がないですね。
ー明日はいよいよ台湾ライブなんですが、どんなライブを作りたいですか。
武瑠:バンドは長くやってると、昔の曲の方がいいって言われちゃうことが多いんですけど、日本で「VIRGIN」ツアーで回った時に「VIRGIN」の曲がいいっていう、新しい曲が一番いいっていう空気感を作れたんで、台湾でも新しい曲が一番いいって言わせしたいなと思います。
ーだから、新しい曲をメインにしてやりますね。
武瑠:そうですね。それらの曲がいいって言わせるようなライブにしたいと思います。
ーちなみに、メンバーみんなライブ前に必ずやることはありますか。
masato:みんなでやるのは気合入れの声、「行くぞ!」みたいなことはしますね。yujiだけあんまりしないんですけど(笑)。
yuji:前回のツアーやってないかな(笑)。
masato:セットリストの順番をみんなで確認して、間とか、そういうの確認はやります、絶対。
ー最後、MeMeOn Musicの読者に一言お願いいたします。
shinpei:2017年に日本武道館やろうとしても、その大きいな目標に向かっていくためには、日本だけじゃなくて、台湾のファンたちの力も必要なんで、日本にライブにきて欲しいなって。
masato:台湾で自分たちがもっとライブをしにきたいですし、台湾の人たちが日本のライブを見てくれたりとかすると、多分台湾でもっとこういうライブしたいとも、お客さん増えるでしょう、紹介できたりすると思うので、そういうお互いに行ったり来たり、こっちが行って、台湾の人たちが来てくれてってのはこれからたくさんできたらいいな。
Chiyu:明日のライブ、もちろんくるファンの子たちに絶対後悔させないライブをするので、次来る時は、友たちを一人つづ連れてきてください。
yuji:楽曲にしても、ライブにしても、常にお変化してるバンドなので、常にチェックして欲しい、みてて欲しい、ライブ来たことがあるファンとかも。台湾に来たらやっぱり、いま最高の見にきて欲しいなと思います。
ーいまのSuGと結成したばかりのSuGと、何か違うところがありますか。
yuji:全部クオリティアップした。若さだけが無くなった(笑)。
ーはい、わかりました(笑)。武瑠さんはどうでしょうか。
武瑠:そうですね。けっこう距離もけっこう近かったとして、海外なんかライブホームみたいなイメージもあるし、初めてきたのは6年前だった。長い歴史を一緒に台湾と生んでこれてるんで、その十周年の武道館っていうのは、すごく大切な日になると思うんで、いままで来てくれた台湾の人にもぜひ一緒に景色を作りに来て欲しい。
ーはい。本日はありがとうございました。
文:MeMeOn Music
写真:MeMeOn Music
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