数々のヒットアニメソングを手掛ける LiSA が最新作《ASH》をリリース。1stシングル《oath sign》(TVアニメ「Fate/Zero」オープニングテーマ)から6年、「Fate」シリーズと再び邂逅。新作を持って2017年12月台湾に公演を行った。公演前、インタビューさせていただき、面白い話がいっぱいできた!
ー最新作《ASH》はシドのマオと明希がそれぞれ作詞・作曲を手掛けました。作品の持つ女性らしい部分以外、カッコよさも入れたいので、シドさんとコラボしたいという提案がありますけれども、どうしてシドさんが一番「Fate」に似合うと思いますか。
LiSA:シドさんの楽曲はすごく妖艶で色っぽい。それで、暗い感じなのに、希望がある楽曲がすごく多いので、「黒執事」の楽曲だったりとか、アニメに関わっていらっしゃる曲が結構作品によってくれたりとか知ってくれたので、見てる側的にもすごく好きで。今回「Fate」っていう作品はすごく大切な作品だったので、作品にも、LiSAにもより添ってくれる曲を作ってくれる人はシドさんしかいないなと思いました。
ー6年振りにまた「Fate」の主題曲を担当しますが、6年前の自分と今のはどこか違う気がしますか。
LiSA:やっぱり自信が違いますね。始めは<oath sign>という曲は1stシングルだったので、自分は作品と関わる楽曲を作るっていう事がまだ初めてだったので、そこから経験6年していろんな作品に関わらせていただいて、LiSAっていうシンガーがその作品に伝えられる事、作品を持って伝えられる事あるなっていう自信がつきました。
ーLiSAさんにとって、アルバムとシングルって表現する形は何か違いますか。
LiSA:アルバムはシングルの曲を全部連れて、例えば2016年の6月から今の間の期間で自分のストーリを作る。シングルはこの今2017年12月8日に伝えたいこと。「今」がすごく詰まっている楽曲が多いですね。
ーなるほど。でもアルバムにもよくよくその期間にリリースされたシングルを収録ことがあります。それはなぜでしょうか。
LiSA:その中で、今自分がこう振り返った時、めぐるアルバムのような、あの時こう思ってたな、でもこのアルバムの中にこういう楽曲は今足りないなっていう埋めていく作業をするんですけど、シングルはいま作りたい、いま歌いたいっていうものを全部埋め込みます。
ー去年は<天黑黑>を歌って、最近も<Catch the Moment>の中国語バージョンを挑戦しました。今回のライブでも中国語歌を挑戦しませんか。
LiSA:今回はその<Catch the Moment>の中国語バージョンを初めて歌えます。
ーおお!楽しみにしています!中国語にして、何か難しいところはないでしょうか。
LiSA:全部難しい!中国語難しい!大変でした、とっても!やっぱり発音がすごく大変だなと。
ー今回のシングルにある<罪人>はSho(MY FIRST STORY)が作曲、<ONLY≠LONELY>は金井政人(BIGMAMA)が作詞。これらはどういった形で実現に至ったんですか?
LiSA:いま一緒にやりたい人、いま自分がやりたいこと、ラウドの楽曲と<ASH>はヴィジャル系の人たちと、そしてロックバンドの人たちと、それぞれ自分が好きなアーティストとやらせてもらいました。
ーMay’nさんともすごく仲良いいですが、一緒にユニートとか組めばどう思いますか?
LiSA:なるほど!(笑)そうですね。May’nちゃんとスペシャルのコラボでアニサマという日本のアニメのライブで一緒に歌いました。今年はすごくそういうコラボレーションたくさんさせてもらってます。
ー今後はこういうコラボレーションでCDを出すとかの可能性はないでしょうか?
LiSA:そうですね。いま聞いてなるほど!って思います(笑)。考えておきます!
ー(笑)お願いします!そして、いろいろなアニメとタイアップして、好きなアニメキャラクターがありませんか。
LiSA:最近はアニメじゃないんですけど、「星のカービィ」という日本の任天堂のゲームのキャラクターがすごく好きで、いま星のカービィが25周年で、日本にすごくいっぱいカービィのグッズが出てきます。日本のコンビニとかで「カービィまん」、ピンク色なの!
ーへえ?!甘いですか?
LiSA:トマトチキン味なの!でも、それすごくかわよくて、日本ですぐ完売しちゃって、ぜんぜんないですよ!
ーそうですか!
LiSA:そう!「星のカービィ」という、ピンクだから、すごく好きで、最近任天堂のスーパーファミコンっていうのが発売して、もともとスーパーファミコン大好きで、ドンキーコングっていうゲームだったりやってたんですね。その中にカービィが入ってて、カービィが大好きで、いますごい探し周ってます!
ー今年のことなんですけど、spinnsとコラボしたこともあり、他好きな服ブランドとかはないでしょうか。
LiSA:spinnsの洋服も大好きですし、私Candy Stripperっていう日本のブランドがすごく好きです。
ーちなみに、そのspinnsとのコラボについて、特別なメニューもありましたよね。
LiSA:そうですね。ありましたよね。《LiTTLE DEViL PARADE》の曲たちの名前を全部使ってて、<LOSER~希望と未来に無縁のカタルシス~>っていう曲があるんですけど、だからすごい辛い!希望と未来がないので、辛い!(笑)名前をつけながら、楽しく作りました。
ーじゃ、台湾でもこういうコラボレーションとか特別なメニューをやる可能性がありませんか?
LiSA:ああー!それいいかも!台湾でご飯!饅頭!LiSA饅頭!肉まん!(スタッフさんに楽しく言う)
スタッフ:ソーセージとかは?
LiSA:LiSAソーセージ?!楽しい!!
ー機会があれば、ぜひやってみてください!(笑)
LiSA:そうですね。考えておきます!(笑)
ーちなみに、実は今夜ですね、LiSAさんまた台灣に来ることができて、台灣のファンのみんながすごく嬉しくて、「前夜祭」を行われて、曲をカバーするみたいですけど……
LiSA:へええ?!!!行きたい!!!超行きたい!!!マスクして行く!嬉しいですね(笑)
写真:MeMeOn Music