日本エレクトロ・ロックバンド「DATS」台灣公演前インタビュー

最近日本ですごい勢で進んでいくエレクトロ・ロックバンド「DATS」が今年初の海外ツアーを開催し、10月14日に台灣へいらっしゃい、THE WALLにて初の台灣ライブを行いました。2013年結成、今年6月にデビューアルバム《Application》を発行、大評価を得ました。台灣公演の前、DATSにインタビューさせていただき、初の海外ツアーとSNS世代についてお話をいただきました。

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ーデビュー・アルバム《Application》のテーマは「SNS世代のリアル」だし、海外にも東京のいまのSNS世代のリアルを発信したいですけど、今回のツアーを通して、中国と台灣の若者たちは日本の若者たちとの違さを気付いたことは特にありますか。

伊原卓哉:個人的には、中国のお客さんがすごくわかりやすいな。SNS世代関係あるかどうかわからないですけど、やっぱりいいと思ったのはすごく楽しいよ。日本人だと恥ずかしがり屋、シャイなところがあって、中国のお客さんって、そんなの関係なく、いいものがわーって言って、初めて多分見てくれる方がほとんどなんと思うんですけど。それは日本と中国の違うかな。

杉本亘:日本では、そのSNSの普及っていうより、インターネットの普及そのものが日本人にとってちょっとマイナスな提供を黙らしてるんじゃないかなというイメージ、個人的にはちょっとあるんですけど、中国ではそういうフレンドリーなリアクション見てると、マイナスに影響してようにはあんまり思わなくて……

早川知輝:いいところがすごい伸びてる。

伊原卓哉:中国には規制がやっぱりあるんじゃないですか?国民が使えるアプリと使えないアプリがあって、だからこそ、ライブに来て、来るしかないとは言わないけど、ライブに実際にみたほうが方法がそんなに多くはないっていうのは、例えば中国で見えないyoutubeは日本ですぐ見えちゃうなんで。やっぱ中国のお客さんは耳で体感したいっていう気持ちが個人的には強いのかなっていう。だからそのすごく楽しそうに踊ってるし。

杉本亘:デジタルだけで完結しまうのが日本だとしたら、デジタルがあるおかけで、そのフィジカルの部分まで到達できるはやっぱ中国の環境だなと。でも実際ライブでカメラ取り出して撮影する人はすごく多くて(笑)

伊原卓哉:これはね、なかなか来れないから、日本とはちょっと違う。日本だったら、結構ライブやってるんで、見れる機会が多いけど、中国がやっぱなかなか僕たちも行けないので。本当に撮りたくて仕方ない、忘れないようにっていうか、本気で撮ってるなっていう人がすごく多い!

早川知輝:命かけて(笑)

伊原卓哉:そう!(笑)

大井一彌:携帯とかを出して、ものを撮って、instagramに載せるとか、そういうのを恥ずかしがってる人がいないなと思ってた。フォトジェニックの場所とかもけっこう散歩したりしてたんですけど、いいと思ったら、そこカメラを向けて撮るっていう。日本人はそういうのはマナー違反するかもしれないですが、中国の人がいいと思ったら、ささっと撮るってすごい直結してるなと思いました。

ーちなみに、最近元SMAPの三人が新しい地図を設け、SNSで大量発信していくようになります。海外に意識してるDATSさんはこういうことに対し、どう思いますか?日本の音楽市場に影響しますか?

伊原卓哉:僕は思うに、あれは仰せざるみたいな感じ。ジャニーズを向けるっていうのがやっぱプレッシャーもかかるので。そういう人たちがテレビが収益の時代ではないけど、テラビっていうのがすごく圧倒的に占めてる中で勝負できないだったら、ネットで勝負っていうのはもしかしたらいまな考えかもしれないです。僕たちもフィジカル売り上げこだわらずにspotify、apple musicで配信させていこうっていう意味では新しい地図がしまうのか。

ー洋楽と和楽の架け橋になりたくて、いろいろなクロスオーバーやってみたいっておしゃいましたが、いま実際に考えているクロスオーバーはありますか?

杉本亘:例えば海外のラッパー一緒にフィチャーリングしたい。けっこうアメリカに、韓国もそうですけど、国を未だにかけて、アーティスト同士のコラボして作ってるのはけっこうある。すでにけっこうやられてることなので、日本でもそういう流れを作れたら面白いと思います。

ー新しいテックノロジーとかはどうですか。

杉本亘:ぜひやりたい。

大井一彌:音響のサラウンドのシストム入れたい。

ー最近サカナクションはやりましたよね。

大井一彌:そう。やります!予定としてある。来月(笑)。

文:MeMeOn Music

写真:MeMeOn Music

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