5年振りに台湾に訪れた沖縄出身のロックバンドMONGOL800が8月26日に高雄で開催されたFireBall Fest.2017に出演しました。ライブ演出前にインタビューさせていただきました。
上江洌清作さん(Vo./Ba.)は、自身のオリジナルブランド「Aloha Blossom」の花火柄のアロハシャツ、髙里悟さん(Dr/Cho)と儀間崇さん(Gt/Cho)はTシャツに半ズボンという夏っぽい装いで取材に応じてくれました。
初めて台湾高雄のフェスに出演することで、Fire.EXはもちろん、アジアのバンドとの交流を楽しみにしていたというMONGOL800は、2年に一度沖縄で開催するMONGOL800主催の野外フェス「What a Wonderful World!!」にもぜひ台湾やアジア各地から仲良くなったバンドを呼びたいと語っていました!!
ー 東北ライブハウス大作戦ツアーお疲れ様でした。MONGOL800さんは東日本大震災以来ずっと音楽で東北を応援しています。これまでもいろいろな社会問題について歌っていますが、例えば<himeyuri ~ひめゆりの詩~>では「ひめゆり」を題材にしました。いま改めて考えてみて、音楽とはいったいどんな力を持っていると思われますか?
上江洌清作:沖縄は悲しい歴史を持っていて、国内で唯一住民を巻き込んだ地上戦が行われた場所だったりするんですけど。自分たちがいまこうやって平和に暮らせて、音楽ができるということは、誰かのおかげで、どういうことがあっての事なのか・・・改めて感謝したいですね。
僕のおじいちゃん、おばあちゃんも戦争経験者だったんですけど、毎年、生存者が少なくなっていく中で、そういう人たちの話を聞いたりすることは、とても大切な事だと思います。
<ひめゆりの詩>を作ったのも使命だったかもしれません。実際ライブで<himeyuri ~ひめゆりの詩~>を演奏することによって、若い子たちやいろんな世代の人たちが、この歌の持つ意味を忘れずにいてくれたら嬉しいです。
音楽の力で何が変わるかはわからないですけど、MONGOL800なりのメッセージを歌い続けて行こうと思います。今回も音楽のおかげで僕らは台湾に来れたんですね。
まだまだこれからなんですけど、音楽で世界中がみんな仲良くなっていけばいいんじゃないかな。いい意味で変えてくれるかもしれないです。そういう影響も与えるじゃないかなと。
ー新曲の<宝物>は聞くと元気になれる曲ですね。逆に伺いたいのは、メンバーみんな自分が落ち込んでいる時はどうやって乗り越えますか?
高里悟:友たちとカラオケ行きます。 一人っていうより、大勢仲間がいるほうがいい。
ーちなみに、カラオケいく時はMONGOL800自分の曲も歌いますか?
高里悟:友たちが入れたりはするけど、自分では入れたことないです。
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ー普段自分の音楽は聴いていますか?
高里悟:はい、ぜんぜん聞くし、大好きです!
ーちなみに、十八番は?
高里悟:BEGINの曲です!!
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関連文章:台湾のバンドを呼びたい MONGOL800インタビュー(2)
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