台湾公演前、 MIYAVI さんにインタビューさせていただきました。よく喋しゃべるMIYAVIさんが4月に発行されるベストアルバム《ALL TIME BEST “DAY 2”》について聞かれた時、すごく嬉しい笑顔が浮かんできました。「初めて、Korea、HongKong、台湾で、初めて「DAY 2」っていうことも聞きましたね、今(笑)。」と語って、このベストアルバム《ALL TIME BEST “DAY 2”》に込まれた思いについた話をいただきました。
ー《Fire Bird》リリースされた時、コメント動画撮っていただき、ありがとうございます。《Fire Bird》のコンセプトは「never give up」とわかりましたが、MIYAVIさん自分が挫折を感じ、落ち込んでいる時はどうやって自分を励ましますか。
例えばアメリカに移住した時とか、あとは、制作をしていても、たくさんのミュジーションとセッションする中、自分にない物はやっぱすごく感じる時はたくさんあるんですけど。そこは本当に向き合って、どうそれを乗り越えていくか、理論的に考えて、それを乗り越えたら必要なことを、どんなに小さな一歩でも少しつづやっていく。それ以外ないので、とにかく計算をします。計算っていうか、どうすれば乗り越えられるか。
感情的なものだったら、それですごく時間を要するんですね。例えば何でも喧嘩したとか、悲しいことがあったとか。感情っていうのは、時間的にcalm downしていくものなんですけれども、やっぱり物理的にそれをどう乗り越えていくか、考えないと、そこは乗り越えられない、見つけれないよね。とにかく、分析をしますね。
ーすごく理性的ですよね。
そうですね、そこに関しては。感情だけではそこを乗り越えられないのはわかってるし、いままでもずっとそうだったので。
ーMIYAVIさんは「UNBROKEN」で俳優デビューしました。その後も「STRAIGHT」や「キングコング:骷髏島の巨神」に出演しました。俳優の経験は音楽に何か影響を与えますか。
やっぱりinspiration、表現するっていう意味では、カメラの前で演技することとステージの上で音楽をすることは一緒なので、そういう点ではsimilarity、同じ部分はすごく感じています。ただ演技に関しては誰かを演技するので、you have to be a new draw、plain、真っ白じゃないといけない。MIYAVIの場合は100%MIYAVIで、それがキャラクッタなんで。そこの違いと責任はありますけど、でも基本的に、聞くのも見るのも人間だということ。どれだけその音楽、まぁ、映画も、そのビジネスの仕方が変わって、みんなデジタルでダウンロードして作品を聴くようになっても、結局食べ物と一緒で、音楽を自分の体にダウンロードすることはできないわけじゃないですか。耳から聞くし、口から摂取するじゃ、食べ物。それじゃアナログなんですよね。そういう意味で、発信するのもアナログで、通り道がデジタルなんだけども、受け取るのはアナログ、っていうことは、どれだけそのアナログで人間らしさをその作品に入れることはできるかが大事なことなんだなっていうのは演技する中ですごく感じることはできました。
ー最近<Epic Swing>っていう曲がデジタルで発行されました。現在、デジタルという形で発行するのはCDっていう実体形より多いと思いますが、この発展についてはどう思いますか。
蛇が脱皮する時と一緒で、やっぱり痛みを伴うと思うんです。例えばタトゥーを入れるとか、出産をするとか、何かを生み出すとか、何かをゲインする時はやっぱり痛みを伴うと思うんですね。そういう意味で、いまそのテックナレッジの部分でも、その飛行機、脱皮をしてる状態だと思うんです。脱皮、stripping your skin, becoming a new you。そう意味で、アナログ的な部分失うのはすごく痛い部分がある。やっぱりCDだったり、物の温かみとその物理的な重みがやっぱり重要な部分を占めていたところもあると思うので、ただ実際変わっていく中で、じゃ、デジタルじゃなきゃいけないことはどんどんどんどん、VRもそうだし、ARもそうだし、いろんな可能性がどんどんどんどん出来ていく。そこに目を向けたい。それは決してデジタル化っていうのは暗い話ではない。
レコード会社さんは大変だと思いますけど。でもいまはビジネスモデルにアナログかえって、じゃダメだっていうことなんですね。なんでも。自動車産業もそうで、ガソリンでやってきて、いまはEVで電気自動車のテストもそうだし、そういうものが大道していくなかで、じゃオイルさんも、そういう車作ってる側もちゃんと時代に合わせ変わっていかなきゃいけない、少なくても。
この時代に追いては環境問題という視線から考えると、やっぱもの作らないほうがいいですね、確実に。音楽はまだ見えないものですけれども。プラスチックとかいろんな廃棄物が出ていくわけじゃないですか。いまやってるのはSDGという持続可能な、世界を作るための17ヶ条が作ってる。例えばジェンダール差別をなくすとか、貧困をなくすとか、世界にトイレを作る、トイレがないところがいっぱいある、そういういっぱいあるなかで。これ地球にとって、僕がいいことだと思います。
音楽遠く届けるのは、僕はいいと思います。しかもそのインターネット通じることによって、例えば僕がカリフォルニアにいるとしても、台湾の子たちとその瞬間に繋ぐわけじゃないですか。僕のファンクラブとかツイターでね。僕朝起きが好きなので、朝5時とかにファンクラブとツイター(笑)世界中ファンクラブがいるから、誰かしら起きてるんですけど。そうやってシーミュレスに、タイムブラックがなく繋がれる意味ではすごくいいと思います。
ーデビュー15周年を迎え、4月にも記念ベストアルバム《ALL TIME BEST “DAY 2”》をリリースします。このアルバムは「DAY 2」と名前つけ、PS COMPANYにいた時の曲を「DAY 0」、独立後を「DAY 1」に分けます。この理由を教えてくださいませんか。
すごくいい質問!初めて、Korea、HongKong、台湾で、初めて「DAY 2」っていうことも聞きましたね、今(笑)。
御釈迦様じゃないですけど。4月8日が自分の会社の設立記念日ですね。御釈迦様の誕生日なんですけど。御釈迦様を同定日にするか、人によってカッコよくは言わないですけど、創世紀っていうか、DAY 0,DAY 1,DAY 2,DAY 3,DAY 4って、僕の人生の中で多分まだまだチャプターがあると思うんですよ。その中で、音楽家としてっていうと「DAY 0」っていうところで、まぁ、本当は多分「DAY -1」もあるんですけど、バンドやってたので。でもそのソロとしてやってた時期は、創世紀っていうか、本当にまだ自分の足で立とうとした時期ですね。「DAY 1」で立って、「DAY 2」でここからまた歩いていくっていう。その先には例えば教育したい、ファッションやりたいとか、政治とか、わからない、いろんなことの中で、自分の中、チャプターですね。そういう意味で名前をつけて「DAY 2」って。またこの先、この次いくよっていうことも示唆。決してこのベストアルバムで、そのカタログ的な、ベストなベストみたいな、全部持ってるしみたいな感じの中で、予算の許す限り、古い曲を新しくアレンジして、また新曲も入れる。そうすることによって、過去と未来が繋がるかなと思ってやりました。
ーだから<What’s My Name ?>、などの曲を新録し、「Day2 mix」ってつけましたよね。
はい、そうです。
ー何回も台灣にいらっしゃっいましたが、最も記憶に残ることを教えてお願いいたします。
そうですね。大々台湾に来ると、美味しいお酒を飲み過ぎで、記憶に残らないことは多いんですけれども。(笑)でも初めて来た時かな、髪をホテルに剃って、事務所に怒られた記憶はありますね。それももう10年以上前ですね。剃りたくなって剃ったんですよね。ファンの子たちがみんなざわざわし、髪形違うじゃない?って。
でも、毎回台湾に来て、本当に日本人として、この国のhospitality、hospitalityだけじゃなくて、その日本に対する愛情だったり、気持ち、なんかすごく感じるんですよね。僕もハイブリッドですから、Koreaに行けば、また違った感情を。香港は香港で、すごくグローバルな、アジアの中でもすごく覇になってる。金融もそうだし、すごく平げてる国だけど。台湾に来ると、すごくその親和感っていうか、すごくsimilarityも感じますし。こんなにインタビュー、日本語でやってるじゃないですか?すごい!僕逆なので、わかるので、worthland countryに行くと、英語でやるから、大変じゃないですか?でもその逆のことをやってくれてるっていうのは、すごく嬉しいです。
今回もその<Guard You>っていう曲を日本語の詞で書いたんですね。もともと英語だったんだけど。「Day2 mix」で日本語の詞で書いた。そういうのも明日はみんなに届けられるといいなと思います。
文:MeMeOn Music
写真:MeMeOn Music